【資産運用Q&A】住宅ローンを組む場合、投資信託は少額にすべきでしょうか?(積立投資の運用利率が鍵)
<Q.>
ドルコスト法で3万~5万/月の投資信託購入を検討しています。
目的は将来の年金+アルファのためで、現在35歳で、60歳までの残り25年で年利5~6%仮定でインデックスの分散投資にて、2,500万を目標にしています。
この間であればリスクの取れる金額の上限が5万くらいかと思います。
但し、何年か後にマイホーム購入をしたいと思っております。この場合、投資信託に充てられる余裕資金は、なるべく頭金貯金や購入後のローン繰越返済などに充てた方が、財政面では合理的なのでしょうか?目標に達しなくても5万ではなく1~2万にすべきでしょうか?
現在35歳(女)既婚、ダブルインカムで子供なしです。個人の環境や購入金額、ローンの割合によって変わると思いますが、一般的に・・というアドバイスが頂ければ有難いです。宜しくお願い致します。
<A.>
◯◯さん
はじめまして、投資アドバイザーの河合と申します。
ご質問いただいた内容に関して、◯◯さんも書かれているように個人の環境などにもよりますが、あくまで一般的な考え方として書かせていただきます。
まずインデックス運用で積立投資をされているということなので、その部分はあくまで25年後のための積立だとは思いますが、それを換金してローンの頭金にあてることもできます。つまり積立投資はやはりドルコスト平均法と複利運用という意味でとても良い資産形成の仕方ではありますので、できる限りそのまま続けていただいて、ローンをする際にローンの金利と運用利率を比べて、ローンの方が金利が高いようであればローン返済&頭金へ、積立投資の方が利率が高いようであれば積立投資を続けていけばいいと思います。
つまりは積立投資(インデックス投資)で運用をして増やすことが大前提になりますので、ここの投資先を間違えないように気をつけてください。もちろん今後も相場環境は変化していきますので、見直しなども根気よく行っていけるようにしましょう。
運用先のご相談などは、またいつでも遠慮なくご連絡ください。
よろしくお願いします。
会長&投資アドバイザー
河合 圭