【ヘッジファンド(オフショアファンド)での運用】オフショアにある資産規模感
こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーのマハラです。
直近、株式、債券、金利、為替マーケットが大きく唸っています。
それらの売買の一翼を担っているのがヘッジファンド(オフショアファンド)ですが、残念ながら日本人投資家にとってはまだまだ馴染みが薄く、ポートフォリオの中に組み入れられていない場合が多いのですが、このブログで改めてオフショアの規模感を掴んでもらおうと思います。
残念ながら日本人投資家に馴染みの薄い「オフショアファンド(ヘッジファンド)」ですが、実は日本の証券会社や銀行で販売されている外国ものの投資信託のほとんどはオフショアを介して、日本風にアレンジされて国内で販売されているが故に個人投資家のパフォーマンスが落ちる訳ですが・・・。
いわずもがな日本人投資家であってもオフショア資産管理口座を介して、もしくは直接オフショアファンドへ投資出来るのですが・・・それでは、そもそも「オフショアとは?」という点ですが・・・、
オフショア(合法的にロータックスや税金ゼロ)という地区で運用(登記)されているヘッジファンド(オフショアファン)を総称して、オフショアファンドと呼んでいます。そのファンドの性質上、リターンは複利運用をして株式債券マーケットとは相関性が低い絶対収益型の運用をしています。世界中にそのようなオフショアエリアが点在している訳ですが・・・
それでは、実際にどのくらいの規模感があるのか?という点ですが、直近では
ヘッジファンド(オフショア)資産総額 :2兆8,000億ドル(約280兆円)
となっているようです。
また比較までに、
1日の世界の外国為替取引量:2兆ドル(約200兆円)
1日の日本株式の売買代金 :200億ドル(約2兆円)
アリババ企業価値 :2,300億ドル(約25兆円)
トヨタ自動車 :2,100億ドル(約22兆円)
Amazon :1,500億ドル(約13兆円)
APPLE :1,189億ドル(約12兆円)
GOOGLE :1,070億円(約11兆円)
客観的な規模感で考えると、オフショア資産(ヘッジファンド資産)の大きさが良く分かります。だからこそ、世界的にこのようなオフショア資産のマネーの流れは無視出来きません。
個人投資家は、世界のマネーの流れ(どのような運用先がベターなのか?)を良く吟味して把握した上で、数ある選択肢の中からグローバル・スタンダードで、より有益な資産を組み入れて中長期での資産運用を目指したいものですね。