スイスという国
先月スイス(チューリヒ)へ行ってきて、スイスという国がいかに良い国かというのがよくわかりました。私の言葉で伝えるのもいいのですが、本日は皆さんにデータを見ていただこうと思います。
まず社会的にインフラが整っていて、生活水準が高いことがこれでよくわかります。私もブログでスイスの物価は東京やロンドンの1.5倍だと書きましたが、ただ単に物価が高いだけでなく、賃料も高いのです。例えば大卒新規採用の初任給は月50万円。マクドナルドで時給2000円だと言います。
それもあり働く人達の勤労意欲もとても高いです。世界でも2位。私が現地で人々がストレスを抱えているように見えなかった(私が帰国した時、日本人がとてもストレスを抱いているのに敏感に反応した)のもここで表されています。
そして永世中立国なので、政治も安定しています。けれど高い規制で国民を縛り付けるのではなく、あくまで自由という気風の元、住みやすい社会作りができています。日本とは真逆ですね。
スイスと聞くと、アルプスやチーズ、時計などを思い浮かべると思いますが、実際は世界中から優秀な人材を集め、世界中から優良企業を誘致しているため、ここでのイノベーションがうまく行われています。
結果ノーベル賞受賞者も多い。
またプライベートバンクで知られるように金融センターとしての位置づけも高いです。ただ香港などとは違って、あくまで富裕層、ヘッジファンドのための金融センターというイメージでしょう(笑)。
最後に税金が安いです。ただ物価が高いだけではなく、税金が安くてもこれだけのインフラと社会を維持できているというのが理想的ですよね。過去の借金を返すため、年金を支給するため、今の景気を維持するために増税をしようとしている日本とは対照的です(笑)。
次回は、スイスへ移住すること、法人設立することについて書こうと思います。