スタンダードチャータード銀行在日支店 プライオリティバンキング業務終了(日本撤退)

数少ない外資銀行のうちの一つ<strong><span style="font-size:large;"><a href="http://www.standardchartered.co.jp/priority-banking/jp/index.html" target="_blank" title="スタンダード・チャータード銀行">スタンダード・チャータード銀行</a></span></strong>のプライオリティバンキングが<strong><span style="font-size:large;">2013年5月末日で業務終了(日本撤退)</span></strong>ということになりました。2005年から7年間の営業でした。

本来あったこちらのサービスの特徴はこちら。

<strong><span style="font-size:large;">・2000万円以上の預入
・専任担当者
・為替手数料無料
・店舗は丸の内支店のみ</span></strong>

つまりそんなに珍しいことはないのですが、為替手数料無料というのが唯一大きかったというところでしょうか。本来このサービスをつけることで、多くの資金を他の銀行から取り込み、その後資産運用(ファンド購入など)で手数料をもらいたかったというところなのですが、それが思うようにいかなかったようです。

当然、店舗、人件費、諸経費(紙、プリント代)など銀行運営にはお金がかかるので、すべて無料でやってしまうというのは事実上不可能ということなのです。

さて為替手数料無料ということで、今まで便利に使っていた2000万円以上の預金者。ここで他の銀行を探さなければいけません(預け入れる先がなくなるということであれば)。しかし先日は日本のHSBCがHSBC Premierという1000万円以上の預金者に対するサービスを停止し、日本から撤退したところですし(その事業はクレディ・スイスが買収。まだ営業開始していない)、なかなか預け入れる先がないようです。

日本の外銀の特徴についてはまたこのブログでご紹介していこうと思いますが、日本以外というところで視野を広げれば日本の無駄な規制(日本の銀行、証券を保護するための規制)と関係なく、銀行サービスを享受できるようになります。もちろんその間に言語などメリット・デメリットがありますが、日本以外も視野に入れられる方はぜひこちらの入門書(マニュアル)を御覧ください。

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