外銀在日本支店も預金保護対象に
ペイオフが解禁して1000万円までの預金は銀行破綻の際も国家が保護してくれるということになったのだが、今までそれは外銀に対しては現地法人化しているciti bankやSBJ銀行(韓国系)だけに限られていたが、これがその他のすべての外銀の在日支店にまで対象が拡大する方向で金融庁は調整しだした。
日本に進出している外銀は約60行。個人に対するサービスに関しては多くの外銀がプライベートバンキングという名で富裕層だけを対象にサービス展開している。ただ良識と見識のある富裕層からすれば・・・
・1000万円だけ保護されても意味がない
・そもそも保護している国家が危ない
・保護されているからといって、金利のつかない日本国内の銀行(外銀含む)にお金を預けるなんてナンセンス
という話である。とはいってももちろんこれが決定されれば外銀にとってはネガティブ要因になるわけでもないので、ウェルカム。預金者にとってもウェルカムというところだろう。
とはいえ、そもそも国内の銀行ばかり保護しようという日本という国の考え方が嫌い。だから結果的に邦銀は世界で見るとサービスレベルの低い銀行と化している。