2011年、投資信託の資金流入が55%減
2011年は米国格下げ、欧州危機などで投資信託の運用状況が悪化し、それに伴い投資信託への資金流入も大幅に減った。結果、昨年をとおした資金流入が55%減。
特に資産純減が大きいのが株式投信やグローバル・ソブリン(グロソブ)などの先進国の債券で運用している商品。グロソブだけでも7700億円も流出したそう。
さて、それでは今後の相場環境でどのような投資を心がけるのがいいのか?ゴールド会員の皆さんには毎月レポートでお伝えし、個別にアドバイスをしていますが、ここではざっくりとポイントだけ書いておきます。
・景気後退局面に適した資産で運用する
・投資信託ではなく、直接投資対象へ投資する(株、債券、金など)
・株や不動産(REIT)と相関関係の低い(同じ動きをしない)資産で運用する
相場環境がどうなるかどうかは誰にもわかりません。過去上がった下がったなどと言ってもそれはすべて後の祭り。資産運用において重要なのは今からのことです。そして今保有している資産も今までどれだけ損をしたかではなく、今後どれだけ上がる見込みがあるかだけが重要です。その際上に書いた3つのポイントに抑えた運用をしましょう。
ツイート