日本企業が抱える6重苦
よく「3重苦」という言葉はよく聞くが、どうやら日本企業は6重苦らしい(笑)。以下が6つの苦難。
円高
高い法人税
労働規制
環境制約
自由貿易協定(FTA)への遅れ
電力不足
電力不足は震災と原発事故という不可要因でできた苦難だが、他の苦難は自分たちで招いたものと言える。要は自業自得。これでいいと思ってしてきた官僚だが、実際は自分たちの国を社会主義にし、国際競争力のない日本企業を作り、世界から見た日本への魅力を削いだことになる。
結果、この苦難から抜け出すために日本企業がすることは海外でのM&A。以下が直近の大企業の海外M&Aである。
武田薬品→ナイコメッド(約9900億円)
アサヒHD→インディペンデントリカー、ペルマニス(約900億円)
日清紡→TMD(約450億円)
ユニ・チャーム→ベトナムの会社
国境をまたぐM&Aは課題がたくさんあると思うが、今後も世界で戦っていく日本企業に期待したいと思う。だからといってこういった日本企業の株に投資してください、という意味ではないですからね(笑)。よく誤解される方がいるので。。
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