ギリシャから見る将来の日本
ギリシャで追加の財政緊縮策が打ち出されました。内容は以下のとおり。
<歳出>
・公務員3万人削減
・公務員給与を60%に減額
・12ヶ月以内の転職を促す
・年金支給額を20%減額(月1200ユーロ以上需給者対象)で
<歳入>
・課税最低限の引き上げ
・不動産税導入の延長
当然、労働組合側は反抗し、デモを起こすがそんなことは関係ない。国が潰れたら全員失業だからである。実際、目前にEUとIMFから80億ユーロの融資が迫っており、上記政策が実行されなければ融資もしてもらえず即デフォルトなので、ギリシャに選択肢はない。
これが近い将来の日本だと仮定すると恐ろしい。私は公務員ではないし、年金受給者でもない。影響があるとすれば税金面だが、それは儲かっているから払うだけなので、それほど問題ではない。
公務員、年金受給者は真剣に対策を打っておいたほうがいいでしょうね。