リーマン・ショック後の世界の株式時価総額
リーマン・ショックから丸3年たちました。私が野村證券を辞めたのがリーマン・ショックの前日なので、ちょうどそれから早くも3年たったということです(というよりまだ3年か、という感覚)。
その間、世界では大きく勝ち組、負け組に分かれました。こちらが世界の時価総額ランキングです。わざとリーマン・ショック時と比べて上昇した銘柄と下落した銘柄で分けて書いておきます。
(上昇銘柄)
1位:アップル 3571億ドル
10位:ネスレ 1933億ドル
16位:Google 1692億ドル
20位:コカコーラ 1597億ドル
21位:ファイザー 1455億ドル
41位:amazon.com 997億ドル
43位:サムスン電子 993億ドル
(下落銘柄)
2位:エクソン 3532億ドル
3位:ペトロチャイナ 2736億ドル
37位:トヨタ自動車 1077億ドル
64位:バンク・オブ・アメリカ 711億ドル
141位:BNPパリバ 441億ドル
341位:任天堂 224億ドル
403位:ソニー 195億ドル
勝ち組を見てみると、共通しているの以下の点。
・世界でサービスを提供している
・サービス、製品の質が圧倒的に良い
・主にIT系
次に負け組を見てみると・・・
・旧態産業
・金融
・日本企業
です。
株式時価総額で見ると、株価が下がっていることもありますが、いかに日本企業が世界で見ると小さな企業か、ということがわかります。井の中の蛙というのはこのことでしょうか。
皆さん、個人投資家としては、もし仮に株式投資をしてハイリスク=ハイリターンを狙っていくのであれば、上記特長を踏まえた上で、世界の株を対象に投資していかなければいけません。
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