普通預金が過去最高の200兆円へ

震災や株式、投資信託の運用不信により、個人マネーの普通預金へのシフトが増し、普通預金残高は過去最高の200兆円というところまで来ている。

数年前から小泉さんの号令の元に「貯蓄から投資へ」と言って、無リスク資産(預貯金、定期、国債など)から株式、投資信託へ個人マネーがシフトしたが、2007年をピークに投資信託も3割減り、いまや1400兆円という個人金融資産のほとんどが現預金となっている。

さらに今年から5年個人向け国債の初めての満期がくる。1月の償還分は3兆円で、今年全体で10兆円ある。この満期資金を日本の銀行、証券会社は必死にドル箱商品(要は簡単に稼げる)である投資信託へ乗り換え勧誘をしているところだが、現実は相場が一向に良くならず、投資家の財布のひもは硬くなるばかり。いまだに毎月分配型の分配金という嘘っぱちのセールストークばかりを使っているのだが、日本の個人投資家も損をしてから少しずつ知恵をつけ出している。

今後も相場環境が好転するとはとても言えない状態で、満期を迎えた国債は国債購入にはまわらず投資信託にもまわらず、銀行預金や定期へ向かう。増えなくてもいいから、減らしたくない、である。満期を迎えた国債があるということは、国は借金を返済しないといけないため、また新しく国債を発行する。個人向け国債はもうすでに完全に消沈しているので、結局従来通り日本国内の金融機関に無理やり買わせる。というより彼らも個人投資家よりもさらにリスクを取りたがらないので、必然的にそうなる。結果、日本国内でお金がくるくるまわって、自転車操業が続く。

外国人が日本国債を購入するメリットはもちろんない。格付けが中国と同等のくせに金利はゼロ金利だからだ。投資としてまったく魅力がない。これがグローバルスタンダード。これが日本人と話すとまったく異次元のジャパンスタンダードがあり、銀行の預貯金が安全資産、となっている。銀行が潰れる、もしくは国が潰れる場合には日本国内にある預貯金はすべて国が抑え、個人は自由に引き出せなくなる。日本円100%で運用をしている皆さんは、日本国家破綻による日本円暴落、ハイパーインフレの下に、資産価値は一気に下落。住宅ローンの額だけ残り、返済するための給与は低くなる。四方八方地獄絵図だ。

自分に甘いのは多くの方が共通することだが、できることならできることはしたほうがいい。自分が甘かったことで自分も家族も地獄にいくのなら、私ならやれることをやっておこうと思う。

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