信用取引の同日決済導入 〜松井証券
手元資金の何倍にもレバレッジをかけて投資できる信用取引。さらに現物を持っていなくても「空売り」ができることが特徴だが、この信用取引がさらに利便性の高いものとなる。
今回松井証券が導入したのが、今まで同日内では一度使った保証金(担保)は使えなく、翌日までまった上でその保証金を元に売買注文を出さなければいけなかったのを、大証と提携して約定と同時に決済も完了するようにしたことで、同日内ですでにある保証金を何度も使えるようになった。
これによって考えられるのは以下のとおり。
・今まで以上に活発に売買できるようになった
・同日内の保証金の管理は自分自身で責任を持ってしなければいけなくなった
個人の株売買の60%を占める信用取引。彼らがどのくらい利益を得ているのかどうかは知りようがないのだが、今回の変更に伴い、さらにこの比率が高くなることは間違いない。
また松井証券は同時にこの制度の対象銘柄50社の売買手数料(信用取引)を無料にし、さらに一定金額までの現物取引も無料にするとのこと。
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