ムーディーズが中国企業を会計不信と発表
日本株がダメで中国株に投資している人もとても多いですが、その中国株の情報開示に問題があるとムーディーズが公表しました。全部で61社調査し、情報開示が不十分であったり、監査自体に問題があると思われる、または収益モデルがハッキリしないなどという企業を挙げました。
その中でも特に問題だと言われている企業が以下の6社です。
中国西部水泥(セメント):香港、ロンドン市場
永暉焦煤(石炭輸送):香港市場
中国旭光高新材料集団(鉱業):香港市場
恒鼎実業国際発展(石炭):香港
中国LDK Solar社(太陽光発電):NY市場
龍湖地産(不動産):香港市場
さらに1~6月のアメリカで新規上場した中国企業10社のうち7社が公募価格割れしています。
今後は中国にはこういったリスクがついてくるということを理解した上で、短期の利ざや狙いでの投資にしていきましょう。
インドであれば、ムンバイの連続テロ。
ブラジルであれば、外貨からの投資規制(増税)などで、急激な上昇ではなく、緩やかな長期上昇を国が望んでいます。
新興国株投資にはリスク(上下のブレ)がつきもの、ということですね。
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