米国債史上初の格下げAA+

米国債が史上初AA+に一段階格下げになりました(以前はAAA)。

直接の格下げの要因となったのは、先日連邦政府の債務上限(14.2兆ドル)を引き上げる法案が通るかどうか、という問題。通らなければ実質資金ショートでデフォルト(破綻)。ずっとこれに反対してきた野党ですが、当然自分の国が破綻したとなっては次の政権どころの話ではなくなるので、最後の最後までごねた挙句、案の定可決されました。

デフォルトを回避したという事実はありますが、実際今までの法律をねじ曲げなければどうしようもなくなったのが米国。どっかで見た光景だ・・・と気付いた方は正しいです。そう、以前の日本です。日本も同様にどうしようもなくなった挙句、借金を増やし続けて、今や対GDP比で200%という巨額の債務を抱えることになりました(ちなみに日本の格付けはAA-)。

米国債が格下げになったことで、世界中の資産に影響が及びます。

・米ドル安
・米国株安
・米国債金利上昇
・米国債券単価の下落
・米国不動産(REIT)安
・信用不安から各国の株安
・通貨不安から金などコモディティ価格上昇

上記のことから、金などコモディティを保有している人はポジティブ(厳密には銘柄によります)。

米国株、日本株、新興国株、米ドル、米国債、米国ハイイールド債、米REITを保有している人にはネガティブです。

これを機に他の国々の格付けを見ておきましょう。

<格付け維持国>
ドイツ:AAA
イギリス:AAA

<格下げ国>
スペイン:AA
日本:AA-

<格上げ国>
中国:AA-
ブラジル:BBB+

ちなみに日本人が馬鹿にしている中国は、今や日本と同じ格付け(信用力)です(笑)。

格上げが良い傾向、格下げが悪い傾向なので、今回の米国債の例(格下げ)を参考に、今後どこの資産に投資をしたらいいかを考えてみてください。自分が投資している資産がいいのかどうか、今後どのような資産へ投資をしたらいいかわからない方はこちらの私が作ったリアルタイム診断をしてみてください。個別の銘柄相談は「備考欄」に書いてください。

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