ヘッジファンド残高回復、137兆円
世界のヘッジファンドの運用残高が再び膨らんできた。11月末の資産残高は1兆6350億ドル(137兆円)で、金融危機以降最も落ち込んだ昨年4月から比べると3462億ドル(29兆円)増えた。
運用が再び好調に戻った(実際過去10年くらいで悪かったのが2008年だけ)ため、個人、機関投資家がともにヘッジファンドへの投資を増やしている。また金融危機以降損失を出したとはいえ、ボラティリティ(上下の変動幅)の低いヘッジファンドが安定したポートフォリオには不可欠という再認識(当然のことなのだが)がされたという状況である。
日本でも134の年金基金のうち27%がヘッジファンド投資を増やすと回答。日東電工の年金基金は今年4月までに日本株をすべてヘッジファンドに切り替えている。
あなたのポートフォリオにはヘッジファンドは入っていますか?