今年もIPO(新規公開株)の7割が損失

ライブドアショック前までは人気のあったIPO(新規公開株)。今は東証1部ですら株価が上昇しない中、リスクの高い新興市場はなお人気も元気もない状態。

今年上場したIPO22銘柄(たったの22銘柄)のうち現在公募価格を割っているのが7割。つまりIPOをもらったとしても、今まだ持っているとしたら10人に7人が損をしているということである。

以下が銘柄ごとの公募価格と比較した場合の騰落率(%)。

(東証1部・2部)
大塚HD -3.3
ポーラ -2.5
電算 -8.6
第一生命 -4.5
ダイト -44.5
Paltac -34.1

(マザーズ)
JMNC 119.6
テラプローブ -23.5
イーガーディ 227.7
ボルテージ 39.1
エスクリ 5.4
アニコム 49.4

(JASDAQ)
1stHD -23.7
トランザク -33.5
フーマイエレ -34.9
FPG -20.3
アイケイケイ -31.5
トータルメディ -14.0
パピレス 56.3
アゼアス -27.4
セルシード -47.7
大光 -19.3

これを見てわかるように、要はIPOは投資家の人気投票。中には+119.6%(約倍)になったものもあれば、+227.7%(約3倍)になったものもあるが、22銘柄あってたったの2銘柄。そして株価が上がる要因は、その企業の将来性うんぬんという教科書の話よりも需給。つまり元々の株数が少ないので、個人投資家が目先の鞘抜き(変動が大きい銘柄から利益を取りにいくこと)から買いが増えて、株価が上昇したというケースである。しかもこの2銘柄はまだ今月(12月)上場したばかりなので、この後近いうちに天井をつけて、他の銘柄同様下落していくと思う。

要は、宝くじに当たるかどうか、ギャンブルの世界なのである。資本市場と言えば聞こえはいいが、個人投資家のほとんどが企業価値やその投資先の内情などよく知りもせず購入し、損した得したと気にしている限り、株とは結局ギャンブルである。資産運用=ギャンブルと勘違いしている人が多いのが、日本が金融の教育をしてこなかった副産物なのである。


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