高分配金ファンドに資金集中

いつの時代もお決まりの「流行」というものがあります。金融の教科書には「分配金を取れ」などどこにも書いていないにも関わらず、これだけ巷では「分配金」熱が加熱しているのは、金融を勉強したことのある人間からしたら異常であり、滑稽なものです。

どのくらい「加熱」しているかというとこちら。これは各資産の分配金利回りと、資金流入額を表したものです。これらの資産はどれもどの国内の証券会社でも簡単に投資できるファンドであり、それが故にこういった状況になっています。

    分配金利回り(%) 資金流出入額(億円)
外国REIT   14.1      11,214
国内REIT   10.9      1,981
外国債券   9.8       51,729
外国株    3.9       -307
国内株    0.7       -3.357
国内債券   0.7       2,877

いくつか気づく点があると思うが、まずは分配金の異常な高さ。10%を越えているものが多く、明らかにそこに人気が集中しています。分配金の利回りで決めていいくらい、そんな投資って簡単でしたっけ(笑)。

次に資金流入額を見ていただくと、外国REITに1兆円、外国債券に5兆円を越える資産が集まっています。逆に資産が減っているのは外国株や国内株のような金利がつかず、リスクの高い商品(といっても外国REITも外国債券もめちゃくちゃリスクが高いのですが)。

これを見てあなたはどう感じたでしょうか?

「人気があるなら、私もそれに投資しよう!」

と思うか、

「これって、おかしいよね?」

と思うかで、この先おそらく一生の投資が変わってきます。リーマンショックで経験された方も多いと思いますが(同時にその時の感覚をすっかり忘れてしまったかとも多い)、その直前までいいと思っていたものが、一瞬で半分、もっと悪いものだと1/3の価値になりました。1000万円あれば300万円、1億あったら3000万円です。後悔した記憶はありませんか?

ではなぜそんなことになってしまったのでしょうか?高い分配金が付いているから安心だったんじゃないんですか?リーマンショックの後、分配金すらなくなってしまった?よく覚えてますね(笑)。そうなんですよ。だって利益が出てないのに分配金なんて出せるわけないんですから(笑)。それにそもそもリスクを取ってるから高い分配金を取っていたわけですから、下がる時は1/3になったって文句言えないでしょう。あなたが選んだんですから。

資産が1/3になる時には-66%でしたが、一度下がってしまった後は、300%の運用をしないといけません(1/3→1になるには3倍必要)。だから、今どう感じてどう動くかが、将来を大きく左右するんです。300%の運用をあなたはする自信がありますか?しかも1年で。私はありません(笑)。

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