日興アセットマネジメント、豪NZのファンド会社買収
日興アセットマネジメントが65億円で豪州、NZのファンド会社『ティンダル・インベストメント・マネジメント』を買収することを発表しました。
金利(分配金)が高いというだけで、簡単にファンド販売をできる今の証券会社の体質から、ファンド運用でもらえる信託報酬も100%自分たちで取り込めるようにしよう、という戦略です。さらに眼に見えるのが、そういった自分たちにたくさん落ちる信託報酬のものをがんばって販売しようという将来です。
結局は顧客(個人投資家)にいいものなんて考えません。顧客にとっていい物=手数料の安い物ですから、当然利害が一致しないのです。安くていい商品(ETFなど)は結局商品棚にも出てきませんし、セールスマンの口から聞くことなど皆無でしょう。
皆さん、ちゃんと証券会社や銀行から独立して物事を考え、違うところから客観的な情報を集めた上で、自分自身の投資先を決めてくださいね。今高金利の毎月分配型ファンドに投資している方は、皆さんどこか問題があると思ってもらっていいくらいです。「自分は関係ない」とまずは思わないことから、損をしない投資が始まります。
何もかも、どこからどう考えたらいいかさえわからない方(笑)は、とりあえず私までご連絡ください。
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