JTBが海外送金サービス開始
今年(2010年)12月1日よりあの旅行会社のJTBが海外送金サービスを始めるそう。
仕組みとしては、利用者が専用口座にお金を振込み、海外の約170万台のATMからお金を引き出すというもの。つまり海外の銀行へ直接送金などできるわけでもないため、銀行とは使い方がまったく異なってくる。
さらにすべてをその振込先口座で管理するため、しっかりと日本政府によってお金の出入りをチェックされている。
費用は以下のとおり。
入会費:2100円
年会費:1050円
送金時:送金額に対する2%(上限2000円)
ATM引き出し手数料:200円
1回の振込限度額:30万円
つまり金額からしても、費用からしても多額の資金をオフショアへ海外送金するような場合には使えません。
使えるとしたら・・・
・子どもが留学していてその資金を送金する
・ある程度小さい海外ビジネスをしていて、その都度のお金を送金する
くらいでしょうか。
正直、今回のサービスのポイントは送り主と引き出し主が違ってもいい、ということくらいなので、そうでない場合(海外旅行に行く程度)は、新生銀行やCiti Bank、HSBCなどに口座を持っておいて、そのキャッシュカードを海外で使ったほうが送金手数料もなく(自分の口座から引き出しているだけなので)利便性も高いです。
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