世界主要市場、7割がリーマンショック前水準回復
世界の株式市場の7割がリーマンショック前の水準を戻している。
以下が主な市場の現在の価格とリーマンショック前の価格を比較した収益率(マイナスは損失率)。
アルゼンチン:102.7
中国:50.5
インド:49.2
ブラジル:39.3
台湾:33.9
韓国:31.2
香港:28.5
シンガポール:26
ロシア:19.4
南アフリカ:16.4
英国:8.2
ドイツ:8
カナダ:0.9
米国:0.1 ←(ここまでがプラス)
オーストラリア:-1.7
スペイン:-7.1
スイス:-8.6
フランス:-9.6
日本:-21.2
イタリア:-24.3
ということで、日本は残り3割の一国。しかも二桁マイナスと世界でもかなり出遅れている方。
世界の水準がこれだけ上昇しているということは、リーマンショック前からずっと保有していれば、あなたの資産は損をしていないどころか、かなりのプラスになっていてもおかしくありません。実際はあなたの資産はどうですか?
もし今なお損をしているとしたら、何が原因かをよく考えましょう。リーマンショック後には・・・
「皆、下がっているからしょがない。」
と皆が皆、同じことを言っていて諦めていました。また証券マンの良い言い訳(口実)にもなっていました。しかし今はもう違う状況です。これでもなおあなたの資産が損をしているのであれば・・・
「なぜ、私の資産だけ損をしているのだろう?」
と考えを切り替えなければいけません(本当はもっと早くに切り替えておくべきなのですが)。
以下は私がよく見る損をし続ける例です。
1)損をすると怖くなって、そういう時だけ損切りをしてしまうが、利益確定の時はなかなかしない。
2)人の裏を行こう(逆張り)と必死になって、上昇局面で乗り遅れる。
3)いつも自分の運用資産の損ばかりを見ていて、世の中たくさん上昇しているものがあるのに、そっちに目を向けない。結果、投資機会を失う。
4)証券会社・銀行の担当者から、下がっている期間もしつこく別の商品への乗換を勧誘され、乗り換えた結果、そっちが上昇していない(元の資産は上昇)。
損をしているあなた(利益を出している方は関係ありません)。一つでも当てはまるところがありましたか?当てはまるところがあれば、今すぐ根本的な投資のスタンスから変えましょう。次のリアルタイム診断はそのスタンスを変えるため、また本当にあなたにあった金融商品を見つけるためのツールとなります。無料なので、ぜひお試しください。
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