りそな、再度の公募増資(最大6000億円)を月内と発表
11月のりそなPO(公募増資)発表時にブログでご紹介しましたが、今回6000億円の追加増資(資金調達)を市場からすることで、公的資金の返済をします。要は国からあった借金返済に充てるということです。
今回市場から調達する6000億円に自己資金部分の3000億円を追加して、全部で9000億円の返済をするそうです。しかしこれでもまだ1兆円程度の公的資金残高があります(笑)。
個人投資家からすれば、りそなは国の借金をいい加減返さなければいけないので、公募増資をして市場から資金を調達し、そのお金を使って返済するということなので、ただの借り換えです。国の借金を個人投資家が肩代わりするようなものですから、こんな公募増資に投資する必要はありません。
公募増資の際のディスカウント(割引)など、証券会社の手数料をしっかり抜いた後のものなのですし、ディスカウントをしなければ資金調達できない(株主が買ってくれない)ということなので、なんにもいいことないんですよ。。