新規上場株(IPO)、振るわず
ライブドアショック前までは個人投資家から人気のあったIPO(新規上場株)。買えば97%くらい上場していたのですが、今やそんなのは過去の話となってしまっています。
こちらは今年の新規上場銘柄で、10月12日の終値を公開価格と初値価格で比べています。
公開価格比の騰落率(%) 初値比の騰落率(%)
第一生命:-26.9 -36.1
アゼアス:-30.9 -30.9
ボルテージ:6.1 -30.3
パピレス:13.9 -49.9
電算:-13.6 -16
トータルメディ:-30.4 -30.4
アイケイケイ:-34.9 -22.8
FPG:-24.8 -24.8
フーマイスタ:-32 -29.9
トランザク:-27.6 -21.8
ということで、公開価格(上場前に募集した時の価格)と比べると2勝8敗。初値と比べると0勝10敗(全敗)です。
これだけ上がらなくなってしまった要因は、日本株という資産に対する日本の個人投資家の見方がリーマンショック以降、さらに金融危機以降がらっと変わってしまったということが大きく響いています。
楽して儲けることなどできないということですね。