日本振興銀行、破綻申請へ 初のペイオフ発動
本日、日本振興銀行が破綻申請をしたことで、制度改正後、初めてペイオフが発動されました。
これによって預金者は1000万円とその利息分までしか払い戻しがされず、残りはすべて最終的に精算後いくら残ったかで返済される額が決まる。
以前の足利銀行が破綻させず、政府が公的資金を注入した時と比べて、今回それが行われず、簡単に破綻させたのは全預金残高が5900億円しかなく、今回のペイオフの対象となる口座が全体の3%。金額にして687億円だったからだ。
公的資金(税金)を使って救済しなかったことをよしと考える人もいれば、なぜ前回の足利銀行は助けて、今回は助けないのか?と疑問に思う人もいると思います。前者が自由主義で、後者が管理主義(共産主義)だが、これは個々人の考え方の問題だろう。
ただし主義とは関係なく、今後は振興銀、リーマン・ブラザーズのように今後は身近な銀行、証券が破綻するすることは念頭においておいたほうがいい。その上で、個々人がどうリスク管理をしていくか、ということだろう。
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