インドネシア、預金準備率引き上げで金融引き締めへ
景気好調のインドネシアは、預金準備率を5%から8%に引き上げることで、金融の引き締めを行うことを決定。
「預金準備率」とは、銀行が中央銀行に預けておかなければいけないお金(預金に対する比率)を示す。預金準備率の引き上げによって、銀行は今まで以上にお金を中央銀行に入れておかねばならず、その分自分たちの裁量で、貸し出しを行ったり次の投資を行ったりができなくなる。つまりは市場からキャッシュが減ることになるので、「金融の引き締め」と呼ぶ。
いかにインドネシアが景気がいいかということ。ちなみに今回の政策金利利上げはなく、6.5%のまま据え置いた。