タイ、0.25%利上げで1.75%へ
日、米、欧が悲鳴をあげる中、タイが0.25%利上げをしてきた。これで1.75%となる。
日本円高が今までにないレンジにまで突入しているが、こういった他国の金利上昇は円安要因となる。
他国金利上昇=他国通貨が魅力的になる
↓
日本円売り、他国通貨買い
↓
円安、他国通貨高
ということである。
この状態が続いていたいい例が豪ドル。
オーストラリアは金融危機後、いち早く利上げを再開し、それに伴い、真っ先に対円に対して高くなっていきました。今もドルが売られる中、豪ドルは強く推移しています。
それでは問題児の米ドル。日本はゼロ金利政策でもう金利を下げられないので(笑)、アメリカが金利を上げればいいのだが、残念ながら今回の新築販売件数などを見る限り、まだ先になりそう。予想以上にアメリカの景気後退が深かったよう。