日本のベンチャー、アジア新興市場に上場(IPO)

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日本のベンチャー企業が、日本のマザーズやヘラクレスには上場せず、直接海外の新興市場へ上場し、資金調達をしようと考えている。

こちらが主な海外上場予備企業とその設立年と売上。

DLE(2001年設立):8億円
ゼロ(1989年設立):30億円
フード・ディスカバリー(2001年):13億円
オフィス24(1993年):75億円
サルヴァトーレ・クオモ(2005年):56億円

正直、売上の規模からすると本当に大した規模ではないのですが、新興市場の、しかもアジアの新興市場での上場基準が日本よりもゆるいことも、日本素通りの要因となっています。

まず日本では上場審査に2年かかるが、KOSDAQ(韓国)は約1年、台湾は1年半。

次に利益基準もJASDAQが経常利益5億円以上なのに対し、KOSDAQは純利益で1億5000万円、カタリスト(シンガポール)には規定がありません。

リーマンショック以降、日本のIPO社数は2009年19社、今年も20〜30社程度となり、日本での上場社数が激減している中、追い打ちをかける形となる。

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