
【第43回】スイスプライベートバンク口座開設の事例です。【東京都 会社役員 30代後半男性】 | 【公式】資産運用相談ホームページ
こんにちは。河合です。
本日はスイスのプライベートバンクを開設された方の事例をご紹介します。
実際にスイスのチューリヒまで行ってプライベートバンクの本店で口座開設された貴重な事例となります。
くどいようですが、ご本人からは了解をいただいて、本人と特定できないことを前提にご紹介させていただいています。
【東京都 会社経営者 30代後半男性】
この方は海外での資産運用は初めて。
それでも5000万円という少額ではない投資をすぐに決められたのは、やはりスイスのプライベートバンクという世界で最も信用できる銀行を使うことができるからでしょう。
キッカケとなったのは、日本のHSBC Premierが日本から事業撤退を決めたことに始まります。
HSBC Premierは日本で2008年から1000万円以上の預入ができる準富裕層を対象に、新規ビジネスを展開してきました。
しかし他の外資銀行と同様に日本の規制下では本来の良さを発揮することができず、他のメガバンク、野村證券などとサービスの差別化ができないまま2012年7月、日本から事業を完全撤退することになりました。
HSBC Premierの事業をそのまま買い取ったのがクレディ・スイス日本というスイス系銀行。
彼らは5億円以上の富裕層を対象に、少数部隊で営業活動を行なっていましたが、それを1000万円以上の準富裕層にも広げてきた形になります。
しかし、HSBC Premierが日本から完全撤退して、彼らが完全に事業を引き継ぐまでの間に顧客離れが起こるのは当然のこと。
この方もその一人でした。
日本のHSBC Premierの代わりの銀行を探していたところ、私の書いている『スイスプライベートバンク入門書(マニュアル)』を読んでもらえ、すぐにスイスでプライベートバンク口座を開設することになりました。
※『スイスプライベートバンク入門書(マニュアル)』はこちら(無料)
本来だとスイス(チューリヒ)へ渡航するのに時間と費用がかかるため、なかなか行動に移せないものだと思いますが、この方はこれをいい機会だと思ってもらえたようでした。
スイスのプライベートバンク本店の中へ入っていって、本物のプライベートバンカーに会い、世界最高水準の金融の話をする。
さらに他のスイスの都市にも観光に行け、パリやミラノ、ロンドンなどへもたった1時間で行ける。
ちなみにこの方は、今回はスイス国内を観光されたそうです。
最後にこの方がスイスのプライベートバンクの中で選んだオフショアファンドもご紹介しておきましょう。
5000万円(USD 500,000)の預入なので、かなり分散したポートフォリオを作ることもできたのですが、この方は5つの優秀なファンドへ分散投資されることを選ばれました。
英国学生寮ファンド(GBP 70,000)
マルチストラテジー戦略ファンド(USD 100,000)
元本確保型ファンド(USD 100,000)
マネージドフューチャーズ戦略ファンド(AUD 100,000)
金+ニュートラル戦略ファンド(AUD 100,000)
通貨の分散投資、戦略(投資先資産)の分散投資、運用会社の分散投資ができているポートフォリオです。
これで過去の実績(パフォーマンス)における想定年率リターン・リスクは以下のとおりでした。
年率リターン:20.02%
年率リスク:15.16%
これは日本で多くの方が運用されている新興国債券ファンド、ハイイールド債ファンド、REITファンドと比べると約半分のリスクで倍のリターンを取っていることになります(過去の実績)。
保守的に運用するのであればスイスのプライベートバンクの一任勘定で年率3%くらいの運用ができますが、今回は優秀なヘッジファンドを選択された形になりました。
スイスのプライベートバンクは銀行によって最低預入額が5000万円以上、1億円以上、2億円以上などのハードルがありますが、それ以上の額の運用を考えられている方にとっては、これ以上の口座はないですね。
ぜひスイスへ行って、歴史あるヨーロッパの街並み、空気、おいしい料理も堪能してきてください。
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