【第42回】5000万円一括のオフショア投資の事例です。【北海道 会社経営者 60代前半 男性】 | 【公式】資産運用相談ホームページ
こんにちは。河合です。
本日は地方にお住まいですが、海外の不動産を所有されている方の事例をご紹介します。
投資歴31年の大ベテランが今回選ばれた投資先がオフショアファンドでした。
くどいようですが、ご本人からは了解をいただいて、本人と特定できないことを前提にご紹介させていただいています。
【北海道 会社経営者 60代前半 男性】
なんとこの方、投資歴31年の大ベテランですが、弊社のゴールド会員です。
今までの経験だけでも、外国株、信用取引、SWAP、新規上場株(IPO)、投資信託(ファンド)、外国債券、 私募債、海外銀行の預金、ハワイの不動産などで、要はほぼあらゆる投資を経験されています。
そして今回のご相談が、国内証券会社に預けてある外国債(約5000万円)と投資信託(1000万円)分の運用先 でした。
この方はそれぞれ資金使途がハッキリしていて、
A)5000万円は海外にある不動産を維持するための費用を払っていくため、年に1回は金利などで資金が必要
B)1000万円の方は、積極投資をするための資金(これに余裕資金300万円を追加=1300万円)
ということでした。
まずA)の資金を運用するには、できるだけリスクが低く安定していて、それでいて金利のつくもの、だったのですが、残念ながら当時の米国債(5000万円)の金利と今の金利が違うため、米ドル建てで当時のような金利の高い債券が世界中にありませんでした(新興国のリスクの高い債券は今回の投資には相応しくない)。
そこでオフショアファンドの中から、英国学生寮に投資をしていて、その賃料収入で成り立っている上下の価格 変動(リスク)の低いファンドを選択し、これを長期で保有しながら、年1回程度一部利益確定をしてそのまま 海外不動産の費用に充てる、という方法を取られました。
次にB)の資産ですが、こちらは積極投資ができますが、すでにこの方ご自身が日本株の低迷に嫌気がさして いらしたのと、国内には成績の良いファンドが少ないという理由から、オフショアのマネージド・フューチャーズ 型のヘッジファンドを選択されました(過去の成績における年平均リターンは23.31% ※1)。
※1:2012年7月時点
それぞれの通貨ですが、資金の使途からそれぞれ以下のように。
A)GBP – 英ポンド (不動産の費用がUSD支払いだったのでUSDがベストだったのですが、ファンドの特性上GBPが有利だった。)
B)JPY – 日本円 (ここは日本円資産なので為替リスクを避けた。)
最後にこの方、金額的にはオフショア資産管理口座もスイスのプライベートバンクも作れるのですが、 定期的に一部解約をご希望なので、コストのことも考えて今回は敢えて作らずにオフショアファンドへ直接投資 することをオススメしました。
今回の事例からわかるように、リスクが低くても高い金利が取れる時代は世界中でもう終わってしまいました。
金利を取るには今までにない投資先に投資をするか、ヘッジファンドのようにリスクを抑えながら運用をするしか ないのです。
これは日本の証券会社や銀行で、営業マンが頑張って販売している投資信託の内容や運用成績を見てもわかりますし、 そもそもそのような個別の金融商品を見なくても、世界の景気と統計、指数などマクロを見ればわかるものです。
この状態は残念ながらまだまだ続きます。
今までのようにアメリカ経済やIT革命のような技術革新、中国のような新興国が景気を底上げしてくれる時代も 終わりました。
むこう5年、10年と、今と変わらない(ひょっとしたらもっと景気が悪い)状態だということを仮定して、 今の運用先を見なおしてみましょう。
5年後、今の資産が増えているかどうか?
正直、減っていないだけでもかなりラッキーだと思います。
関連記事
-
【第177回】私の同級生の海外積立投資事例です。【岐阜県 会社役員 30代後半 男性】
こんにちは。河合です。 本日は私の同級生が海外積立投資を始めた事例をご紹介します。 といって 記事を読む
-
【第117回】50代後半の方が15年の海外積立投資を始めた事例です。【岐阜県 退職者 50代後半 男性】
こんにちは。河合です。 本日は50代後半で退職(リタイア)された方が、満期時(15年後)140%保 記事を読む
-
【第4回】いつでも投資できるオフショアファンドをご紹介します。
こんにちは。河合です。 それではいつでも投資できるオフショアファンドをご紹介します。 記事を読む
-
【第6回】オフショアの資産管理口座をご紹介します。
こんにちは、河合です。 それではオフショアの資産管理口座をご説明します。   記事を読む
-
【第67回】オフショア法人を使ってオフショア投資を実践された方の事例です。【東京 会社員 30代後半 男性】
こんにちは。河合です。 本日はオフショア法人からオフショアファンドへ投資をされた事例 記事を読む
-
【第128回】期間5年の年率3~5%目標のオフショア投資事例です。【大阪府 退職者 60代後半 女性】
こんにちは。河合です。 本日はいつものようなハイリスク=ハイリターンの投資事例ではなく、3~5 記事を読む
-
【第23回】 日本の税制を知り尽くした方の海外積立投資の事例です。【東京都 公認会計士・税理士 30代前半 男性】
こんにちは。河合です。 本日は税理士(正式には公認会計士)の方の事例をご紹介します。 記事を読む
-
【第231回】お父様からのご紹介で息子さんが海外積立投資&オフショア投資を始められた事例です。【兵庫県 勤務医 40代前半 男性】
こんにちは。河合です。 本日は以前も本メルマガでご紹介した神戸の開業医の方の息子さんが同じ 記事を読む
-
【第1回】オフショアファンドと国内ファンドの手数料の比較です。
はじめまして、河合です。 この度は、私の『オフショア投資メルマガ』にご登録いただき、 記事を読む
-
【第165回】「海外積立投資」と「140%元本確保型積立投資」を比較して最終的に投資したのは・・・【茨城県 会社員 40代後半 男性】
こんにちは。河合です。 本日は将来の年金をためるための2つのツール ・海外積立投資 ・ 記事を読む