【資産運用Q&A】月々の積立投資について
<Q.>(50歳女性・住宅ローンなし・3人の子ども)
50歳の会社員です。毎月9万円の住宅ローンをしていましたが、めでたく10月に完済しました。
そこでこの9万円、あるいはもう少し頑張って、10万円を定年後の資金に毎月々積立しようと考えています。定期預金や積立預金等では利率も知れている分散の投資信託を検討してそれに関する本も2冊目を読書中で基礎の投資信託のセミナーにも行きネットでも関連サイトを常日頃読んでいます。
株式と債券が半々か4:6ぐらいの割合を考えているのですが投資信託は初めてなので、いざとなるといきなり国内外の株式や債券に投資するのは勇気がいるように思います。でも長期的に分散投資をしたほうがリスクも少なくなるので7年から10年くらい続けようとすると、早く始めたほうがいいのではないかとも思います。投資信託をする以上はどの道自己責任だと思い、本をよく読み、投資信託のの情報にも少しづつ慣れようとしていますが、どのように考えたらよいでしょうか。また、投資信託の中で積立が出来ない種類はあるのでしょうか。
夫、52歳、会社員で22歳、20歳、18歳の大学生の子供がいます。大学の資金はあります。
<A.>
初めまして、投資アドバイザーの眞原です。
まず、ご自身で資産運用について学ばれているのは良いことだと思います。継続して学びつつも、実際に資産運用を始めましよう。確実に言えるのは「机上で勉強することと、実際に投資することは異なる」ということと「確実に投資する時間は減っている」ということです。◯◯さんのご年齢やリスク許容度に応じて投資出来る期間や資産内容というのも限られるので、実行に移す事が大切です。
さて、本題の積立投資についてです。
月々10万円程度を積立投資できるのであれば、毎年5%の金利が付く海外積立投資が良いと思います。というのも、日本で積立投資をする場合には、日本のミューチャル・ファンド(投資信託)に限られるので、オフショアでは当然投資できるはずの本来リスクを抑える為に投資しておいた方が良いヘッジファンド(オフショアファンド)やインフレヘッジの為のコモディティ資産への投資が出来ないからです。
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また海外積立投資の場合、例えば、仮に年120万円(月10万円)を積立てた場合、固定金利として毎年5%(年6万円)が必ずもらえます。更に積立の都度200本のオフショアファンドから組んだポートフォリオに自動的に投資ができるので、ヘッジファンドやコモディティ資産を含めた世界的な投資対象へ積立投資が可能です。
仮に過去のポートフォリオの年間平気リターンのパフォーマンス(約9.5%)で積立投資をした場合のシミレーションがこちらです。
積立額合計 満期額
15年間積立:USD180,000(約1,800万円) USD408,681(約4,086万円)
20年間積立:USD240,000(約2,400万円) USD733,937(約7,330万円)
25年間積立:USD300,000(約3,000万円) USD1,258,141(約1億2,581万円)
また、これはあくまでリスクを取って運用したポートフォリオの場合なので、リスクを取らずに仮にマネープールファンド(年間0.5%程度)においておけば、運用ポートフォリオのファンドリターンは微々たるものですが、上記の5%を毎年満期まで取るだけの固い投資をすることができます。
◯◯さんのご年齢としては、今後年金受給額が引き上げされていくと思われるので、現役時代から確実に積立投資をして退職後に備えられる方が良いでしょう。
代表&投資アドバイザー
眞原 郁哉
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