【資産運用Q&A】野村グローバル・ハイ・イールド債券の売却について
<Q.>
50歳の専業主婦です。野村グローバル・ハイ・イールド債券を保有していますが、売却を考えています。2010年8月に手数料込みで円コースを500万円、同じく資源国コースを600万円で購入しました。毎月の配当に惹かれたのと、税金を引かれたくないのとで、国債と銀行の定期からの切り替えです。当時は多少のリスクは覚悟していたものの、分配金に特別分配金と普通分配金があるのも知らず、また現在のように世界的、特にヨーロッパの不況も予想外で、これほど基準価格が下がるとは思ってもいませんでした。
基準価格が低迷している現在、売却することが賢明かはわかりませんが、景気が好転する要素も見えず、これ以上保有していても下がるばかりでは、と先行きが不安です。今、売却した方がよいのか、このまま保有した方がよいのか、アドバイスをお願いいたします。また、売却した場合、他によい運用の仕方がないかお尋ねしたいです。
老後の生活資金と毎月の小遣いにしたいので、希望としてはリスクが小さく毎月ある程度の配当があるものです。資産としてはこのほかに定期預金代わりに第一生命保険の一時払い終身保険ミリオンU(解約返還金の返還率が銀行定期よりよい)を500万円2口加入しています。
<A.>
はじめまして、投資アドバイザーの河合です。
海外へ行っていてご回答が遅くなりました。
まずこちらのファンドですが、◯◯さんのご記述の通り以下の理由により売却はしていいと思います。
・今後の相場環境の不透明性(株に連動する資産のため)
・ハイリスクな投資
新しく投資する先として毎月分配型をご希望のようですが、毎月分配型はご自身の資産を取り崩しているだけの仕組みで、そもそも本当にその分配金を必要なのかどうかをまずは再度お考えください。お金が必要なのであれば年1回など基準価額の高いところでご自身で一部売却すればいいですし、そもそも使うお金としては増えない安全資産である国内生命保険(終身保険ミリオンU)から使うべきです。
※分配金についてはこちら
上記事項をご理解いただけましたら、◯◯さんのお考えにも今後の相場環境にも合う投資先をアドバイスできると思います。個別に相談をしたい場合は、以下のURLよりいつでも遠慮なくご連絡ください(無料)。
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会長&投資アドバイザー
河合 圭
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