【資産運用Q&A】ドル・コスト平均法でリスクを減らす投資について(積立投資)

<Q.> (49歳・女性)
49歳でまとまった資金8,000万円ほど有ります。
今のところ使用予定はありません。老後に年400万円位の利息(5%運用)が出るようにしたいです。

投資信託で運用しようと思っていますが、まとめては危険なのである程度の期間を待ってドル・コスト平均法で資金移動しようと思うのですが、だいたいどれくらいの期間が理想でしょうか?

<A.>
 初めまして、投資アドバイザーの眞原です。

◯◯さんの場合、ある程度まとまった資金があるので本来であれば、日本国家のリスク(日本国債問題、地震などの地政学リスク)をヘッジするために、スイスプライベートバンクを活用される方が良いのですが、今回はドルコスト平均法を用いた資産運用のご相談なので、こちらに焦点を当てお伝えします。もし、スイスプライベートバンクにご関心があるようでしたら、下記の無料のスイスプライベートバンク入門書をダウンロードの上ご一読下さい。

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さて、本題のご相談の件に移ります。

〇〇さんのご年齢とドルコスト平均法の活用、そして「老後に5%リターン(8,000万円に対して400万円)」を踏まえると、期間としては15年で一定金額を積立投資する形で、ドル・コスト平均法を活用されるのが良いと思います。

具体的には、45万円 /月々×12か月×15年=8,100万円 です。

 前提としてドルコスト平均法では、投資先のファンドが下落していても上昇していても今後中長期的に伸びて行くような資産であれば、月々一定金額を止めずに「買い続ける」ことでその効果が徐々に現れます。同時に上昇益に関しては複利運用になるので、長い年月を掛けて中長期投資する方が投資効率が良くなります。

※『資産運用相談相談ホームページブログ(複利運用)』について

 そして、◯◯さんの目標リターンの5%については、海外積立投資であれば、仮に540年万円(月45万円)を積立てた場合には、固定金利として毎年5%(年27万円)が必ず満期まで付いてきます。更に、投資信託(ファンド)での運用をお考えなので、月々の積立毎に200本のオフショアファンドから組んだ最大10本のファンドで構成するポートフォリオに自動的に投資することができます。

 また、仮に弊社でご紹介しているご参考ポートフォリオでは過去の運用では9.5%/年の運用ができていますので、過去の運用の通りパフォーマンスを上げられれば、下記のような数字が見込めます。

        積立額合計           満期額
15年間積立:USD810,000(約8,100万円)  USD1,856,882(約1億8,568万円)

 ただ、これはあくまで各ファンドへの分散投資をしたポートフォリオ(リスクを取って運用した場合)なので、仮にマネープールファンドにおいておけば、運用ポートフォリオのファンドリターンは微々たるものですが、上述の5%を毎年満期まで取るだけの固い投資をすることができます。

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眞原  郁哉

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