【資産運用Q&A】長期/資産運用について(長期での運用の2つの方法)

<Q>
 現在私39才、嫁37才、娘2才の3人家族です。年収は1、100万円、手元現金1、700万円、現在海外駐在しており、手当等で今後3年で1、000万程度は更に貯金が出来る予定。持家2011年4月に購入、ローンは3、700万円、固定10年1.6%、残25年2.6%、2、000万円、変動0.775%、35年という状況です。

 ご相談したいのは、1)住宅ローンを60才までには、出来れば55才までに完済したい、但し、今家を購入しながらも、日本は今後何があるかわからない、従い、矛盾する所ではありますが、出来るだけ返済原資は置いておいて、繰上げするにしても、繰上据置する年数での、つまり見做しロスは運用でカバーし、出来る限りギリギリまで手元資金を持っておきたいという気持ちです、

 2)老後の資産形成、60才から85才まで生きるとして、必要資金は月40万円と仮定。年金が減るとしても、公的、そして企業年金で月15万円入るとして、残り25万円、12カ月、25年で7、500万円は60才の時点で作っておけないかと考えております。退職金は401Kにて2、000万円程度として、残り5、500万円。つまり、娘の大学までの教育費、60才までに完済したい住宅ローン、加え5、500万円を60才までに資金作りしたいという目標に向け、今から資産運用をやっていきたく考えております。

 学資保険は積立300万戻りで積み立てております。そこで、現預金について、投資信託で長期運用、複利、積立、ドルコスト平均法等でバランス良く組めば、長期では損をしないだろう。。程度は物の本で読んでおりますが、実際この世界経済も低迷している中で、具体的にどういう資産運用のポートフォリオ、バランスで投資信託を組んでいくべきか、預貯金も組みいれるべきなのか、以前株で損をしている事もあり、今度は失敗が出来ないという部分もあり、この状況下、どう目標を目指しながら、資産運用していくべきか、真剣に考えておりますので、専門家の適格なアドバイスを頂戴したく、宜しくお願い致します。


<A>
はじめまして、投資アドバイザーの河合です。

◯◯さんの状況で目標を達成するのに2つの方法があると思います。
どちらもリスクをできるだけ低くするためにも必要になる方法になります。

1)毎月の収入からの積立投資

住宅ローンは返済しても3年間で1000万円貯金ができるくらいの余裕資金が毎月できていくということを考えると、その間何もしないでただ預金に置いておくというのは、金利ももったいないですし、時間的リスク分散の機会損失にもなり、もったいないと思います。せっかくなのでドルコスト平均法を活かし、貯蓄と投資を同時にしていきましょう。

※積立投資の詳細についてはこちら

2)すでにある現預金を長期運用

現在の預金1700万円は何も金利がついていない状態だと思うので、これを通貨分散、資産分散した上で長期の運用をしていきましょう。長期の運用をするには株のようにボラティリティ(上下のブレ)の高いものは向きませんし、今後はしばらく良い相場環境はこないことが予想されますので、ヘッジファンド、金などの資産をされるといいと思います。

※ヘッジファンドについてはこちら
※ヘッジファンドについてはこちら2


◯◯さんはまだお若いので、今からであれば上記のような長期の運用をすることでリスクを減らしていくことができます。焦ってリスクを取った投資をするのではなく、堅実な運用をしていきましょう。

またご不明な点などありましたら、またいつでもこちらより遠慮なくご連絡ください。

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