【資産運用Q&A】「ブラジルポンドオープン」について
<Q.>(2013年12月時点)
ブラジルポンドオープンの今後は・・・・・?どうでしょうか?
少しですが、ブラジルポンドオープンを持っています。
宜しくお願いします。
<A.>
はじめまして、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原と申します。
ご質問にお答え致します。
まずはこのファンドの特徴を確認する上で、弊社会長の河合圭が過去のブログ記事でまとめているものがありますので、下記URLをご参照下さい。
※『河合圭のオフショア投資ブログ(ブラジル・ボンド・オープン)』について
※『ブラジル・ボンド・オープン』月次レポート
次に、ブラジルの投資環境は質問者さんが投資された頃と大きく違っていると思います。ブラジル国内ではインフレ圧力が強く、その為に政策金利を10.0%へ直近引き上げましたが、効果が薄い状況が続いています。
来年以降も政策金利を引き上げてくると予想されていますが、レアルの為替推移としては芳しく無いので、ファンドにとってはネガティブな環境が続くと予想されています。ただ、このファンドの投資しているブラジル債券はデュレーション(平均回収期間)が2年弱と短いので金利リスクを抑えるように努めているようです。
またレアルという為替自体は、政府介入(レアルの買い支え)がある通貨なので、上下のブレが大きくハイリスク・ハイリターンな投資になります。
2014年6月にW杯、10月に大統領選挙、2016年五輪と大きなイベントが目白押しですが、質問者さんがこのようなハイリスク・ハイリターンな運用を望まれていない場合には、売却(利益確定・損切り)をオススメします。
代表&投資アドバイザー
眞原 郁哉