【資産運用Q&A】「積立投資のポートフォリオ」について
<Q.>(2013年6月時点)
積み立て投信、ポートフォリオについてお聞かせください。
現在、日経インデックスの投信、先進国株式の投信、新興国株式の投信、へ積み立てしております。
また半年ほどしかたっていません。
1万円ずつなのでわずかですが、先週あたりから中国、その他のアジアの株価急落でニュースを気をつけてみているとチャイナリスクや新興国から資金が流失していると悪いことだらけで、新興国株式は外したほうがよいのかなと思いました。
もちろん安いときほど投資に最適なのでしょうが、戻るのに相当時間がかかるのではと感じました。色々なところへ分散、という固定概念がありました。ですが、外したほうがよいのでしょうか?それとも、積み立て投信は長期投資ということで感情を殺して機械的に投資するものでしょうか?
<A.>
はじめまして、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原と申します。
ご質問にお答え致します。
結論としては、新興国株式を外される必要はありません。
(但し、中国関連の資産は圧縮される方が良いと思います。)
まず、月々一定金額を積立投資する方法を「ドルコスト平均法」と呼びます。この投資手法では積立投資先の資産(質問者さんの場合は、日経インデックス、先進国株式、新興国株式)の価格が上昇しても下落しても一定金額を買い続ける事で投資の取得単価を下げる事ができます。=誤ったタイミングの投資をするリスクを抑える。
より詳しくは弊社会長の河合圭が過去のブログ記事でまとめたものがありますので、下記をご一読下さい。
※『河合圭のオフショア投資ブログ(ドルコスト平均法)』について
また、質問者さんのご年齢にもよりますが、少々のブレは気にされる必要はありませんし、投資初期はブレが大きな資産への積立の方が効果的になります。また、長期的に積み立てることで複利運用の効果を活かせます。
※『河合圭のオフショア投資ブログ(複利運用)』について
積立先の資産については分散することは基本です。ただ国内の投資信託での積立ファンドは数が限られているので、分散するには限界があります。国内の積立投資では積立できないヘッジファンド資産や新興国株、コモディティ(金)などについては海外積立投資で積立できますので国内での積立と分けて考えられても良いと思います。
※『海外積立投資入門書(マニュアル)』のダウンロードはこちら(無料)
※『資産運用相談ホームページブログ(誰もがいつか投資家になる)』について
代表&投資アドバイザー
眞原 郁哉