【資産運用Q&A】「J-REITの動向」について

<Q.>(2013年5月時点)
J-リートの投資信託は何故今こんなに売られているのですか?
宜しくお願いします。


<A.>
はじめまして、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原と申します。
ご質問にお答え致します。

まず、REIT資産の値動きについて再度ご確認下さい。下記URLは弊社会長の河合圭が過去のブログ記事でREITについてまとめているものです。

※『河合圭のオフショア投資ブログ(REITとは?)』について

質問者さんのご質問への回答については、以下3つの要因が考えられます。

1.)REIT価格の値上がり(分配金利回りの下落)
2.)REIT指数の一服感+新規上場銘柄により需給悪化懸念
3.)長期金利の上昇(懸念)

それぞれを具体的にお伝えすると、

1.)REIT価格の値上がり(分配金利回りの下落)
 上のブログ記事でもお伝えしているように、REIT資産は賃料収入からの分配金を出しています。REIT価格自体が上昇してしまうと投資妙味であった分配金利回りは下落します。2012年の秋ごろの分配金利回りは5%程度ありましたが、ここにきて約3%程度となっています。

2.)REIT指数の一服感+新規上場銘柄により需給悪化懸念
 質問者さんも確認されているREIT指数は、2013年3月末に1700ptを回復してから直近は1500pt迄下落しています。マーケットとしては高値からの一服感と、金融緩和だけの掛け声で資金流入していたREIT市場を一先ず静観の流れになっていると予想されます。同時に、野村不動産マスターファンド投資法人が6月12日上場予定で、このREITの大型上場によるREIT市場自体の需給の悪化懸念も考えられています。

3.)長期金利の上昇(懸念)
 本来であれば日銀の国債大量購入によって長期金利が押さえつけられて、不動産業界やREITマーケットには追い風だったにもかかわらず、気がつけば長期金利がジワリジワリと金利が上昇をしていて、債券市場で流動性の変化によって金利が乱高下しやすくなっている点です。また、米国の予想よりも強い実体経済指標などを好感しつつ、日本の実体経済にも強い指標が出てくると良い金利上昇にも繋がります。

ポイントは16日に発表される1〜3月の日本のGDPです。


代表&投資アドバイザー
眞原  郁哉

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