【資産運用Q&A】「日本新興株オープン(愛称:日本新興株)」について
<Q.>(2013年5月時点)
日興アセットマネジメントの"日本新興株オープン(愛称:日本新興株)"の評判、購入について教えていただけますか。
<A.>
はじめまして、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原と申します。
ご質問にお答え致します。
質問者さんの挙げている日本新興株オープン(愛称:日本新興株)はジャスダック上場銘柄の株式投信です。ジャスダック市場の株式売買代金(1日)は、およそ3,000億円程度です。東証一部の売買代金が3兆円程度なので、その市場規模の小ささが分かります。つまり、東証と比較した場合には、売買が少ないので僅かな資金流出入によって、マーケットが乱高下しやすくなります。
具体的に日本新興株オープン(愛称:日本新興株)の上位組入銘柄を確認すると、ヤフー、楽天、ガンホー、第一興商、マネースクウェア・ジャパン、JPホールディングス、デジタルガレージ、メディネット、ワッツ、アイ・アールジャパンなど情報通信(ネット関連)やサービス関連となっています。
主にはジャスダック市場では証券会社のアナリストがカバレッジしていない銘柄が多いので、どうしてもジャスダック市場で投資したいと考えている投資家の場合、個人で投資するよりはこのような投資信託を介する方がリスク低減に繋がると思います。
現在いわゆるアベノミクス効果(+金融緩和効果)によって、株式資産にじゃぶじゃぶのマネーが流れているので上げ相場ですが、まだ実体経済の回復(=賃金上昇や雇用改善など)までは至っていません。東証と同様にジャスダック市場の売買も増えているので、短期ではリターンを狙えるかもしれませんが、結果はハイリスク・ハイリターンだと思いますのでご注意下さい。
日本株資産に投資されたい場合は、下記のJPMザ・ジャパンは長く投資しても過去から良いリターンを上げています。(現在、新規募集休止中)
商品性については、過去に弊社会長の河合圭がブログ記事でまとめているのでご一読下さい。
※『河合圭のオフショア投資ブログ(JPMザ・ジャパン)』について
代表&投資アドバイザー
眞原 郁哉