【資産運用Q&A】『野村證券「BNYメロン米国投資適格社債ファンド』について

<Q.>(2013年3月時点)

BNYメロン米国投資適格社債ファンドについて

野村證券で「BNYメロン米国投資適格社債ファンド」という商品を募集してますが、どうでしょうか?
円建て、米ドル建て、豪ドル建て、と選択できるようですが
米ドル建ての投資適格社債に投資するにあたってそれぞれどのように違いがありますか?

<A.>
はじめまして、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。
ご質問にお答え致します。

 まず、この投資信託に関しては何度も設定されている商品なので、弊社会長の河合圭が過去のブログ記事でまとめているものがありますので、商品性の確認の意味で下記をご参照下さい。

※『河合圭のオフショア投資ブログ(BNYメロン米国投資適格社債ファンド)』について

 今後2015年に向けては、米国は金利を上げて来る予定です。また、住宅市況や雇用統計など足元の米国経済にプラスの強い指標が相次いで発表されているので米国株式(ダウ工業平均やS&P500)は上昇しています。実態景気が良くなると金利を上げてその景気熱(インフレ)をコントロールする必要が出てきます。そうなれば2015年を待たずに利上げされる可能性が高くなります。

金利が上昇すれば債券単価自体は下落するので、この投資信託にとってはマイナス要因となります。

金利↑ 債券↓
金利↓ 債券↑

 通貨選択によっての違いですが、基準価額に対しては他の投資信託と同様に各通貨でのヘッジコスト/プレミアムが影響します。円建て、豪ドル建ては、「金利動向」が大きく関係します。(以下、それぞれ逆の場合はプラス要因)

円建て→円金利下落 and 米国金利上昇=為替差損要因
豪ドル→豪金利下落 and 米国金利上昇=同上

 豪ドルに関しては、3/5日に政策金利を3.0%で据え置き今後も据え置き公算が大きいです。ただ、豪州景気自体は悪くないので、どこかのタイミングでまた金利を上げてくると予想されます。金利が上がれば豪ドル自体も値上がりしますし、この投資信託の豪ドルヘッジ後の最終利回りで5.72%なので、直接豪ドル債券(年4%程度)に投資する方が良いかも知れませんね。(この際には債券単価は下落しますが)

どうしてもこの投資信託へ投資するという場合は、米ドル建てが良いと思います。
 ただ米国経済は比較的強いので、ある程度リスクを取れるという場合には、米国の債券投資よりも、例えばS&P500などの米国株式資産を持たれる方が良いと思います。

 

代表&投資アドバイザー
眞原 郁哉

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