【資産運用Q&A】外国債券の途中売却について
<Q.>(2013年1月時点)
持っている豪ドル建外国債権がかなり評価高になってます。 +15%くらいです。株だったら売り抜けるのに良いタイミングなんでしょうけど、 償還日前に売るものなんでしょうか? 利回りもかなり良いのです5%弱あります・・・教えてください。
<A.>
はじめまして、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原と申します。
ご質問にお答え致します。
まず、債券運用に関しては「満期保有」が前提の資産運用です。ただ、外国債券運用していると為替の変動によって質問者さんのように為替差益が出て評価額が上昇することがあります。売却に関して以下2つを考える必要はあると思います。
1.利益確定が出来る場合には、利益確定をオススメします。(但し、残存年数から金利計算をして、今後取れる金利と現在の途中売却益との比較をする必要はあります。→金利より低い場合には売却するメリットはありません。)
2.税制面で有利な方法を考える(一般利付債の場合は為替差益に関しては非課税ですが、外国債券の場合、利子所得や雑所得など税制面で変わってくるので、税理士からの税制面でのアドバイスや担当の金融機関の方への相談をオススメします)。
また、債券や為替に関する資産運用について、弊社会長の河合圭が過去のブログ記事をまとめて情報を発信しているので、下記をご参照下さい。
※『河合圭のオフショア投資ブログ(DDB(ディープ・ディスカウント・ボンド))』について
※『河合圭のオフショア投資ブログ(豪ドルの運用先(債券、MMF、外貨預金、ファンド、FX))』について
また、下記は弊社より情報を発信しているので、こちらのブログ記事もご参照下さい。
※『債券(国債、社債)で金利を取るブログ』について
代表&投資アドバイザー
眞原 郁哉