【資産運用Q&A】円安における外貨の動向について
<Q.>（2013年1月時点）
ドルが円安になっていますが、他の通貨も同じように動いているように思えます。
どうして同じ動きをするのでしょうか？
<A.>
はじめまして、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原と申します。
ご質問にお答え致します。
まず考えられる理由としては「JPY」に対する信用力の低下が挙げられます。（例えば、日本赤字国債の推移、日本の債務問題、決められない政治体制など）他には、日本の金融政策として、安倍政権になってから更なる金融緩和策が打ち出されるマーケット関係者が考えているからです。
確かにUSD/JPYで考えますと一時期の円高よりも円安方向には動いています。この他に対EUR（ユーロ）やGBP(英ポンド)などでも同様の動き方をしています。為替変動はあくまで相対取引なのでどこかの通貨が安くなればどこかの通貨が高くなります。ただ、それはあくまで経済理論の部分もあるので、例えば、「独歩安」や「独歩高」などといった、ある１種類の通貨のみが売られすぎたり買われすぎたりする場合もあります。
投資の観点から、日本人投資家の多くが為替リスクについてよく言及されますので、こちらに関しては弊社会長の河合圭が過去のブログ記事でまとめているので、こちらもご参照下さい。
※『河合圭のオフショア投資ブログ（為替リスクの考え方）』について
代表＆投資アドバイザー
眞原 郁哉
