【資産運用Q&A】ピクテ・グローバル・インカム株式(毎月分配) について
<Q.>(2012年12月時点)
ピクテ・グローバル・インカム株式(毎月分配)についてご意見をおねがいします。
これからの上昇見込みや下落見込みなのどんなものでも構いません。
基準価額4,356円で500万口ほど購入しています。
<A.>
はじめまして、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原と申します。
ご質問にお答え致します。
ピクテ・グローバル・インカムについては、弊社でもよくお問合せをいただく商品ですので、過去に弊社会長の河合圭がブログ記事でまとめているものがありますので、商品性の確認の意味で下記をご参照下さい。
※『河合圭のオフショア投資ブログ(ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型))』について
また、現在の運用純資産残高は約5,000億円ほどですが毎月毎月資金流出が続いております。
結論としては、日本で販売されている毎月分配型投資信託は中長期(5-10年)での資産形成には向きません。本来は毎月分配型の投資信託で資産形成をする必要がない投資家(本来の資産形成の観点からは、ほとんどの方が毎月の分配金など必要ありません)が毎月分配型投資信託を保有して運用が上手くいっていないという現状があります。
質問者さんもご存知の通り、毎月分配型投資信託はその大半がタコ足(元金払戻金=特別分配金)になっているからです。つまり毎月自分の預貯金から取り崩している事と変わりありませんので、毎月分配型の投資信託には投資されない方が良いです。また、マネー雑誌や各金融機関の投資信託の「人気」と運用成果の「実力」は比例しませんのでご注意下さい。
※『河合圭のオフショア投資ブログ(特別分配金と普通分配金について)』について
※『河合圭のオフショア投資ブログ(投資信託の「人気」と「実力」について)』について
※『河合圭のオフショア投資ブログ(毎月分配型ファンドのタコ足分配ランキング)』について
代表&投資アドバイザー
眞原 郁哉