【資産運用Q&A】短期豪ドル債オープン(毎月分配型)の内容について
<Q.>(2012年7月時点)
短期豪ドル債オープン(毎月分配型)の内容について、分かりやすく教えてください。
なぜ、オーストラリアなのか。なぜ短期豪ドル債が人気なのか。その他にも銀行マンや証券マンがオススメする理由があれば分かりやすく詳しく教えてください。
<A.>
はじめまして、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。
質問にお答えします。
まず商品性の確認の上で、弊社会長の河合圭が以前のブログで分かり易くまとめていますので下記をご参照下さい。
※『河合圭のオフショア投資ブログ(短期豪ドル債オープン)』について
Q1.なぜオーストラリアか
いくつか理由はあると思いますが、
1. 金利水準が相対的に高い
2. 先進国の中でAAAの高格付けを維持(見通しも良い)
3. 資源ナショナリズムの優位性 ....など
Q2.なぜ、短期豪ドル債なのか、証券マン、銀行員がススメる理由
1. 難しい説明が基本的に必要のない商品性・・・投資先が豪ドル建ての高格付けの公社債です
2. 投資信託残高が多い(販売会社が多い)・・・これも投資家への訴求ポイントとしてセールストーク
3. 証券マンと比較して相場観をほとんど持っていない銀行員からすれば「分配金が100円で基準価格が6600円、分配金利回りで約18%/年間」ですという大間違いのセールストークを作りやすく、また投資家サイドも比較的理解し易い点。...など
上記はあくまで想定でしかありませんが、証券マンや銀行員は投資信託の販売に関しては訴求し易いポイントをもとにセールスをしますので、短期豪ドル債オープンは販売しやすい商品性なのです(作りが単純なので)。
ただ、質問者さんもご存知の通り、短期豪ドル債オープンは既にタコ足分配(元本取り崩し)の商品です。同じく、弊社の河合圭がブログ記事でまとめているので、こちらもご参照下さい。
※『河合圭のオフショア投資ブログ(毎月分配型ファンドのタコ足分配ランキング)』について
代表&投資アドバイザー
眞原 郁哉