【資産運用Q&A】「野村SNS関連投信Aコース、野村豪ドル債オープンプレミアム毎月分配型、野村米国ハイイールド債権投信豪ドルコース、トルコリラコース毎月分配」について
<Q.>(2012年6月時点)
野村SNS関連投信Aコース、野村豪ドル債オープンプレミアム毎月分配型、野村米国ハイイールド債権投信豪ドルコース、トルコリラコース毎月分配を買いました、投資信託を買うコツがあればおしえてください、
私は、よくわからずに、分配金の額やや担当者のアドバイスで買いました、分配金は毎月入ってきますが、価格は下がっています、いちよう何冊か投資信託の本を読みましたが、うまくいかないものです、フェースブックには裏切られた気持ちがあります・・・投資信託は分配金の額や価格以外で参考になるデータがあれば教えていただきます。
<A.>
はじめまして、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。
質問にお答えします。
まず、各投資信託について商品性の確認の意味で弊社会長の河合圭が以前のブログ記事でまとめていますので、下記をご参照下さい。
※『河合圭のオフショア投資ブログ(野村SNS関連投信)』について
※『河合圭のオフショア投資ブログ(野村豪ドル債オープンプレミアム)』について
※『河合圭のオフショア投資ブログ(野村米国ハイイールド債券投信)』について
(こちらは、新米国ハイイールド投信についてですが、商品性としては、ほとんど同じです。)
豪ドルやトルコリラなど、いわゆる資源国通貨についての為替見通しは、各証券会社や各アナリストによって異なりますが、中長期的には現在よりも円安方向になっていくとは思います。ただ、もともと豪ドルやトルコリラは通貨供給量自体が相対的に乏しいので、資金の流出入によって大きく上下に乱高下しやすいハイリスクハイリターンな通貨です。また、分配金水準が高い商品なので、たこ足分配(元本取り崩し)である可能性が高いです。
投資信託については、今後の投資対象が上昇するかどうかが重要ですが、多くの投資信託の分配金はたこ足分配(投資元本の取り崩し)になっているにも関わらず、分配金について「分配金が出ているから運用がうまく行っている」と大きく勘違いされている投資家も多数いらっしゃるので、同じく弊社会長の河合圭がブログ記事にまとめているので、こちらのもご参照下さい。
※『河合圭のオフショア投資ブログ(投資信託の分配金と基準価格)』について
分配金のタコ足(元本取り崩し)についてのこちらもご参照下さい。
※『河合圭のオフショア投資ブログ(毎月分配型ファンドのタコ足分配ランキング)』について
代表&投資アドバイザー
眞原 郁哉