【資産運用Q&A】DIAM J-REITオープン(愛称:オーナーズ・インカム)について
<Q.>(2012年5月時点)
オーナーズインカムとはどういうものなのでしょうか。
分かる方、教えてください。
<A.>
はじめまして、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原と申します。
ご質問にお答え致します。
オーナーズインカムは、投資信託のDIAM J-REITオープン(愛称:オーナーズ・インカム)です。2011年6月3日から買付一時停止でしたが、直近2012年5月21日から買付再開になった投資信託です。
【商品概要】
投資対象は、東京証券取引所に上場し、東証REIT指数に採用されている(または採用予定の)不動産投資信託證券を主要対象としています。この投資信託は東証REIT指数をベンチマーク(運用目標)が上昇しない限り、この投資信託の運用は改善し難いと判断出来ます。つまり、分配金が100円から80円に下げられた理由の1つとして考えれるのは、たこ足分配になっているからです(分配金原資の目減り)。
【REITについて】
資産の中の一つとして、REIT(不動産関連)やコモディティ資産を持つ事は資産形成の上でリスク分散の観点、からは間違った選択ではありません。以下URLは、弊社会長の河合が以前にブログ記事で書いています各資産の相関関係です。ご参考になればと思います。
※『河合圭のオフショア投資ブログ(コモディティとその他伝統的資産との相関関係)』
REIT資産は、株式と同様にハイリスク=ハイリターンに分類出来ますので、特に今のような不安定なマーケット環境ですと大きく乱高下がある上、元々市場規模が小さいので投資資金の流入流出によって左右されやすい資産であると言えます。また今後、日本の不動産市況自体が回復しなければ、REIT市場にも投資資金が流れてこない事も念頭に置く必要があります。
K2 Investment Co.,Ltd
代表&投資アドバイザー 眞原 郁哉