【資産運用Q&A】老後の資金について(今の生命保険が◯年後にどれだけ増えて返ってくるのか?)
<Q>
はじめまして。
39歳女性・既婚・子供一人(小学生)・共働きです。
子供の学資の準備は少しずつ整っているので、
私の老後の資金についても準備したいと検討中です。
今は終身保険にひとつだけ加入しています。
がんの保障はついておらず、お祝い金などもありません。
月額14,000円程度払っています。
個人年金などは加入していません。
郵便局から養老保険(月額4000円程度の負担)を満期時期を変えて5本加入されてはいかがですかと提案がありました。
月額10,000円程度の負担で老後の資金の準備を考えています。
よりよいプランを教えていただけるとありがたいです。
よろしくお願い致します。
養老保険の満期金額は120万円でした。
<A>
はじめまして、投資アドバイザーの河合と申します。
まずは至ってシンプルはことですが、現在の保険支払いを続けていって、満期時にもらえる金額とご自身が支払う金額の差を比べてください。そしてそれを年率で何%上昇したのか(複利運用なので、÷年数ではなく√年数ですよ)を計算してください。
※複利運用についてはこちら
※計算の仕方がわからない場合は遠慮なくこちらよりご連絡ください(無料)
といっても実際に計算してみると、全然増えていないことがわかると思います。なぜなら日本の生命保険はほぼ全て日本国債で運用しているからです。もう15年以上金利のついていない国債で運用したところで、投資家(保険契約者)に金利などつくはずもありません。
もう一つ、満期になった時の保険金額がお子さんの学資資金&ご自身の老後資金として十分かどうか?を考えてみてください。
この2点において、私が知っている解決策は積立投資というものです。簡単に言うとせっかく毎月いくらかを将来のためにまわすのであれば、金利のつくものでより効果的にお金を増やそうというものです。こちらは毎月積み立てる金額にもよりますが、現在5%の金利がもらえる上運用次第ではもっと増えることになります。
※積立投資についてはこちら
期間が長い話になるので、せっかくの資金を殺さないようにしないともったいないです。よくよく検討の上、どの方法で学資資金&老後資金を蓄えるのかご検討ください。
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K2 Investment株式会社
会長&投資アドバイザー 河合圭