【資産運用Q&A】27歳女、貯蓄たった100万の投資予算は何円まで?その分散%は?(積立をしながら金利と運用益を得る) 2014-06-09
<Q>
50才でアーリーリタイヤしたいので、老後の為に4000万蓄えたいと考えています。
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今まで浪費家で預貯金ゼロ女でしたが、
この2月から人生初の節約・貯蓄をはじめ
4月にはじめて貯蓄目的の保険に入り、
先月手元に100万円が貯まったので、先日はじめて株を買ってみました。
(仲介手数料の無駄・何より自分の手でやってみたい、との考えから、最初は投信でなく株と決めていました)
しかし株を買い始めて思ったのですが、欲しい株は最低でも8万円~で、
たった100万の貯蓄では、いくつも買えないと判りました。
そこで、
1)そもそも、私のような貯蓄が少ない人間の、総資産に対する投資予算は何割に抑えるべきか?
2)その少ない投資予算の中で「分散」割合はどうすべきか?
についてご指導いただきたいのです。
▼現在のライフスタイル
・27歳独身、女性
・手取りの年収330万(+同棲彼氏からの家賃が年間54万)
・年間の総生活費260万(+積立で年間48万円の支払い)
・当面仕事は辞めない
▼資産内訳
(預貯金)
・普通預金・・・100万(金利0.25%)
・個人年金保険・・・年間9万円(節税対策)
・生保(ジブラルタ/ドル建)...年間$180
(投資)
・株(時価)・・・16万
・生保(アクサ/ユニットリンク:安定成長型)・・・年間18万円
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その他、
・円安デフレシナリオには、ひとまずジブラルタドル建保険でカバーできていると言えるか?
・アクサのユニットリンク保険の運用型を「外国株式プラス型」に変更すれば、円安インフレリスクに対応できるという認識は正しいか?
http://www2.axa.co.jp/products/p_ul/
についてもおわかりの範囲で教えていただきたいです。
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なお、今興味がある物は下記です。
・個人向け国債10年(変動)
・国内のIPO株
・ソーシャルレンディング(担保有)
・社債
ただ、いずれにしろ今のスタイルは「時間の分散」の概念が抜けているので、やはり投信も積立などで検討すべきか?悩んでいます。
一方、高度経済成長下でもない今、分散投資や長期運用が成功しにくいとも聞きますし
日本の赤字財政を考えると流動性の高い普通預金に置いておく方が安全か?とも...
まだ勉強し始めたばかりで、知識も質問もぐちゃぐちゃでお恥ずかしいのですが、
ぜひプロの先生方に、景気動向をも含め、ご意見いただけると嬉しいです。
補足
誤りがあったのと、
私の質問がとてもわかりにくかったので補足します。
今回アドバイスいただきたい内容を簡単にまとめますと、
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・現在手元には100万の貯蓄
・今後も、毎年70万ほどは貯蓄は増えていく(少なくともここ数年は)
という条件下で、
・月何円、(もしくは今の貯蓄の中で何円)を投資に回してもいいものなのか(orその目安を決めるための考え方)
・また投資の際は、どのようなバランスで投資先を選べばいいか(国内・海外・株式・債券)
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です。
なお現在、預金の100万以外に持っているものは、
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1)ドル建保険・・・年間$1800(後9年間は支払い予定) ※前質問文で「年間$180」と記載しましたが$1800の誤り
2)ユニットリンク(国内株式20:海外株式20:海外債券30:国内債券30)・・・年間18万(あと32年支払い予定)
3)年金保険・・・年間9万
4)株・・・16万 (月間の取引高ではなく、現在保有している株の時価の合計)
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という状況です。
<A>
はじめまして、投資アドバイザーの河合です。
まずは貯蓄を始められて、株や投信など勉強され実践されていてスバラシイと思います。ただ手数料などが低いという点では株は正しい答えですが、逆にボラティリティ(リスク)が高い金融商品なので、これを軸に資産形成というのはまず難しいと思っておいてください。
そして現在、アクサでされているような保険タイプの商品は手数料が高すぎるため、なかなか資産が増えていかないと思います。更に中で運用されているのもバランス型ファンドのため、投資先をご自身で選べない上に、これまた各資産の足の引っ張りでなかなか増えないものと思います。
私が知る限り、curiousさんにとって最も良い資産形成&投資手法というのは海外積立投資です。海外にある積立投資の特徴をこちらにまとめておきます。
1. 定額積立により、自分で年金を準備できる
2. まとまった資金がなくても、中長期に渡り計画的に資産形成が可能(月額100ドルから積立可能)
3. 毎月定額を投資することで、誤ったタイミングで投資リスクを排除(ドルコスト平均法)
4. 複利運用により効率的な運用ができる
5. 積立期間中、必ずボーナス金利がもらえる(積立額に応じて1~5%)
6. クレジットカードでできる積立投資(JCB、VISA、Master、American Express、Diners)
7. 積立期間 - 5年、10年、15年、20年、25年から選択し中長期での資産形成を目指せます
8. 世界中の200本以上の優良ファンドから選択が可能(ファンドの変更も無料)
9. 共同名義人を最大2名まで設定可能
10. オンライン画面もすべて日本語で操作可能(諸変更もすべてオンラインで可)
11. 万が一、運営会社が破綻した場合でも、分別管理により100%保全(時価評価)される
※『海外積立投資入門書(マニュアル)』はこちら(無料)
資産をただ貯めるだけじゃなくて「増やす」という意味でもこの5.にあるようにボーナス金利がつくため、curiousさんの金額(月16万円)であれば、5%の金利が満期(25年後)までもらえることになります。これプラス運用益ということですね。
以下、質問へのご回答です。
1)そもそも、私のような貯蓄が少ない人間の、総資産に対する投資予算は何割に抑えるべきか?
→これは支出の度合いにもよるので、一概には言えません。年間1000万円稼いでも浪費家で貯蓄は全くないという方もいますし、年収300万円でも親元にいてほとんどお金を使わないという方もいます。当然ながら将来のことを考えると、我慢するところは我慢してできる限り貯蓄されることが理想かと思います。その上で、今一度毎月いくら貯蓄(積立)にまわせるのか考えてみてください。
2)その少ない投資予算の中で「分散」割合はどうすべきか?
→上記海外積立投資では毎月の積立額がUSD100(約1万円)から投資先を10個まで自由に%で設定できます。以下私が現在推奨している分散比率となります。ご参考になればと思います。
米国株:10%
東南アジア株:10%
ラテンアメリカ株:10%
インド株:10%
世界ハイイールド債:20%
米国ハイイールド債:20%
金関連株:10%
ヘッジファンド:10%
その他、ご不明な点や個別に相談したい点などありましたら、いつでも遠慮なくこちらよりご連絡ください(無料)。
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K2 Investment 株式会社
会長 河合圭