原油安を追い風に成長する株とは? | 【公式】資産運用相談ホームページ
原油安が止まりません。
2014年には1バレル100ドル近辺だったのですが2016年に入ると一時的に40ドルを割りました。
40ドルを割った事により、節目を意識されたのか、今では44ドル程度に上昇していますが、まだまだ予断を許さない状態なのには変わりがありません。この上げが更なる下げの為の準備期間なのか、それとも底打ちして新たな局面を迎えたのか?今の段階で判断を下すのは早計と言えるでしょう。
原油安によって、株価も足を引っ張られているというイメージを持たれている人も多いようです。確かに、ダウの動きを見てみると、原油の動きに翻弄されている部分があります。それにつられて日本市場も動いています。しかし、本当に原油安は日本にとって問題なのでしょうか?最近の風潮では原油安は悪となっているようですが、実はメリットも十分あるのです。
日本は、量的緩和によるインフレ政策を実施しています。インフレによって株価を上昇させるのが目的の一つでもあるので、その点で言えば原油安は確かにマイナスではあります。
しかし、原油安によってガソリン価格は下がります。更に、原油を原料にしているものも原価が下がるので商品価格が下がります。消費者にとっては、喜ばしいことなのです。また、消費者だけでなく企業でも恩恵を受けられるところがあります。真っ先に思い浮かぶのが、燃料が安くなる事が業績に直結する航空会社や海運会社、陸運会社です。これらの企業は、基本的に燃料が安くなるだけで利益率が上がります。
では、ここで陸、空、海、それぞれの会社をいくつか紹介させていただきます。
航空会社で代表的なのが「日本航空(9201)」「ANAホールディングス(9202)」の2社です。日本航空は公的資金投入とリストラで更生法終結しています。
海運会社で代表的なのは「日本郵船(9101)」「商船三井(9104)」「川崎汽船(9107)」の3社です。
最後に空運会社では「日通(9062)」「ヤマトホールディングス(9064)」の2社です。
原油安がどこまで続くのかはまだわかりません。しかし、原油安が続く現状を見ているだけでは何も始まりません。まずは、原油安が大きく影響を与えてくる株を見つけて、双方の動きに注目して来たるべき時を待つという姿勢が大切になってくるのではないでしょうか?
朝倉大吾
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