スーパーファンドジャパン(クアドリガ) 〜キャピタルパートナーズ証券

今日は日本に登記されている数少ないヘッジファンドの一つをご紹介します。

ヘッジファンドについてはこちら

今回ご紹介するのは、キャピタルパートナーズ証券で販売されているスーパーファンドジャパン

このファンドは本来1996年からオフショアで運用されていたファンドでしたが、2006年から日本に登記をして日本人向けに「ジャパン」という名前をつけて組成をしなおしました。

オフショアについてはこちら

そのオリジナルのパフォーマンスがこちら。

スーパーファンド_3

そして日本向けに組成し直したファンドがこちらです。

スーパーファンド_1
スーパーファンド_2

ずいぶん運用に差があるのがわかります。

一番上のチャートを見ていただけると、このファンドにおいては2002年までが急上昇していて、その後はどちらかというと横ばい運用をしています(少し上昇)。

しかし国内向けのファンド(2つ目のチャート)を見ると、横ばいどころか現状下がっています。

国内向けのファンドとオフショアのオリジナルのファンドとの違いは、同じ運用をしてはいるのですが、国内向けに日本語資料や日本への法人登記、日本への法人税の支払い、日本各地をまわる営業マンの雇用などで、手数料が高くなっています。

また日本向けに3つのスーパーファンドを選べるようになっています。

クラスA:ローリスク型
推定ボラティリティ:20~30%

クラスB:ミドルリスク型
推定ボラティリティ:30~40%

クラスC:ハイリスク型
推定ボラティリティ:40~50%

です。

ただいずれのファンドも同じスーパーファンドというシステムでCTA運用しているので、上がる時は一緒に上がりますし、下がる時も一緒に下がります。ただその振れ幅が大きいか小さいかという違いになります。

CTAについてはこちら

リスクを取れば当然上に上昇したら大きいということですね。

ただ50%のリスクというのは、1年後に上下50%平均でブレるということなので、下に50%ということは資産価値は半分です。これはかなりのハイリスク型だと言えます。

またリスクの割には、近年はそんなにリターンが望めないのがスーパーファンドでもあります。

スーパーファンドは日本に登記され、キャピタルパートナーズ証券で販売されているめ、たしかに投資はしやすいですが、損をして資産を減らしてしまっては意味ありませんからね(笑)。

やはりオフショアで数ある選択肢の中から、自分にあったファンドを選択するのがいいでしょう。


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