ノムラ・グローバルトレンド(バスケット通貨選択型) 〜野村證券

本日ご紹介するのは、野村證券の新商品『ノムラ・グローバルトレンド(バスケット通貨選択型)』です。

このファンドもオフショアファンドをご存知の方は馴染みの深いMan AHL(Man Investments社)というファンドを通貨選択型(3つのバスケット通貨建てで保有できる)ようにしたというだけのファンドです。

オフショアファンドについてはこちら

それではまずMan AHLの説明からします。このファンドはいくつかあるヘッジファンドの戦略のうち、マネージドフューチャーズという戦略のファンドになります。

ヘッジファンドについてはこちら

マネージドフューチャーズについてはこちら

要はこちらの図のように、上がったり下がったりする市場で、そのトレンドをフォローするよう、買ったり売ったりします。ヘッジファンドなので、「売り」から入れるため、下げ局面でも十分にリターンを出すことができるということです。何も難しいことはありません。個人投資家にとっては信用取引と同じことです。それを当然のようにできるかどうか、というだけの話です。プロか素人かの違いですね。

グローバルトレンド

投資対象はこちら。世界中のほとんどの指数になっている資産です。

グローバルトレンド2

こちらが2000年から取った他のヘッジファンドの戦略との比較チャート。

グローバルトレンド3

マネージドフューチャーズがいいというよりも、正直どの戦略も安定して右肩上がりの上昇を続けているのですが、◯◯危機のような時に特にリターンを出せているのがこのマネージドフューチャーズの特徴です。こちらをご覧いただくととてもわかりやすいと思います。

グローバルトレンド5
グローバルトレンド7

そしてこのファンドが投資しているMan AHLの成績がこちら。何も文句をいうことなどないでしょう。

グローバルトレンド6

次にリスク&リターンの話です。これはヘッジファンドはハッキリした過去の成績を数字で出してくれているので、普通の毎月分配型のファンドなどと比べてとてもわかりやすいです。

まず左のグラフは左手に「リターン」、右手に「リスク」を表していて、投資家としては左上にある(ローリスク=ハイリターン)ファンドが理想と考えます。

次に右の表ですが、これはリターンとリスクをその他資産(株、債券など)と比較しています。難しいことはありません。リターンの数字は高いほどよく、リスクの数字は少ないほどいいです。見ていただければわかるように、Man AHLが最もリターンが高いです。リスクはと言えば世界株や日本株と同程度です。このチャートは1996年から取っているのですが、なぜこの年から取っているかというと、オリジナルのMan AHL(オフショアファンド)がこの頃から運用開始しているからです。

グローバルトレンド8

Man AHLの資産残高を他のマネージドフューチャーズ戦略のファンドと比較しているのがこちら。最もなんと2.3兆円(230億ドル)という超大型ファンドになっています。正直ここまで大きすぎるのはファンド運用にとってよくはないのですが、大きいほうが安心という日本人投資家には良い材料でしょうか(笑)。

グローバルトレンド9

そしてこのファンドの特徴として、バスケット通貨建てで投資することができます。バ

グローバルトレンド10

スケット通貨で持つメリットはおなじみ為替ヘッジプレミアムが取れるということ。どちらも現時点で7%くらいの金利がついてきます。

為替ヘッジプレミアムについてはこちら

グローバルトレンド11

これを聞いて、これはいい!と簡単に思ってしまった方、あなたはリスクをわかっていません。Man AHLの成績は米ドルなので、あまりブレは少ない(リスクが少ない)のですが、このバスケット通貨で保有することによって、上下のブレが必然的についてきます。本来ヘッジファンドへ投資をしようという方は、「中長期保有をして、相場の変動を関係ない安定したリターンを得たい」と考えて始めるのです。しかしこのバスケット通貨にした途端、リスクが一気に高くなります。野村證券の資料では明記されていませんが、おそらく倍くらいになるのではないでしょうか。だから先ほどあったリスク=リターン(Man AHLのもの)とはまた違った数字になってしまうのです。リターンを+7%、リスクを×2にしたくらいでしょうか。

また何度も申し上げていますが、このファンドに投資をしたいのであれば、直接オフショアファンド(オリジナルのMan AHL)へ投資をすればいいのです。その方が毎年の信託報酬が1.5%ほど安くなりますし、購入手数料も野村證券だと4.2%支払わなければいけないのが、オフショアでは0~2%になります(クラスによる)

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偏見があって行動に移せないという方は、手近な野村證券でするのもいいと思います。しかし偏見がある投資家が投資でちゃんとした運用をして、中長期に渡って資産運用によってリターンを出していくことは不可能だと私は経験から思います。これは人生においても同様かもしれませんが、投資ではそれが数字となってハッキリわかるため、損をしたということが明確になるとうだけの違いでしょう。

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