ハワイ不動産投資
『金持ち父さん貧乏父さん』で日本でも一躍注目を浴びたハワの不動産投資。私もこの本を読んだのがかれこれ10年ほど前なので、世界経済含め、相当状況が変わっている。
金持ち父さん貧乏父さん (2000/11/09) ロバート キヨサキシャロン・レクター(公認会計士) 商品詳細を見る |
こちらが1985年〜2007年のオアフ島のコンドミニアムの価格の推移です。
線が三つあり、棒グラフが前年比。太い折れ線グラフが毎年の平均売却価格。真ん中の真っ直ぐな線が平均売却価格です(この線は参考にならないので無視してください)。
見ていただきたいのは、太い折れ線グラフ。この期間だけを取って右肩上がりのように見せていますが、例えば1990年に$230,000だったのが、2003年まで(13年間)は上がるどころか下がっています。もちろんその間人に貸していれば賃料収入は入ってきますが、「売却益」を狙って買われた方にとっては、13年という長期投資をしても全然いいことありませんでした。
そしてこの資料では2007年で終わってしまっているので、当然のことながら、それ以降は相当な下落があることでしょう。ただ下がったものは上がるでしょう?と、よく安くなった物件だけ狙う方もいます。もちろんお金に余裕がある方からしたら、2300万円くらい出して、10年寝かしてもいいという方はいるでしょう。しかしその間、ちゃんと10%以上の利回りでまわるものがあったら、わざわざいつ上がるかも分からない不動産を買うよりはいいでしょう。
人それぞれ、投資にも好みがあります。株が好きな方は株、FXがいい方はFX、不動産がいい方は不動産投資だけするでしょう。ただ本当にそれが一番あなたの目的に合っているのかどうか、わからないでしている方も多いと思います(実際、そういうご相談を多くいただきます)。そういう方は、とりあえずリアルタイム診断(無料)をして見てください。それで自分にあった投資手法が見つかればOK。見つからなければ、また私に相談してください。
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