円定期預金キャンペーン(6ヶ月もの 年1.0%) 〜三井住友銀行
今朝、地元の三井住友銀行の支店がオープン1周年記念ということで、折込広告が入っていたので、こちらを後案内したいと思います。
誰もが知っている定期預金。しかしその表示の仕方について誤解がある方もまだ多いことと思います。例えば、この広告。
Aコースは「6ヶ月もの」で「年1.0%」「税引き後年0.8%」と書いてあります。
これは期間が「6ヶ月」でその間年利で1%がつくということなので、6ヶ月(半年)の実質利回りは0.5%ということです。税金は20%なので、税引き後は0.4%です。
今度はBコースを見てみると、「1年もの」で「年0.75%」「税引き後0.6%」とあります。あれ?と思いましたか?思えた方は、だいぶ金融が理解してきましたね。。そう、通常期間が長くなると、金利は高くなります。しかしこの預金は1年ものよりも6ヶ月ものの方が金利がいいのです。これは、「銀行は長い期間、高い金利を預金者に払いたくない」けども「入口だけ高い金利で新規の預金者を釣りたい」という心理を表しています。
それでも割り切った付き合いをするだけだからいいや、という方はもちろん預けてもらえればいいです。半年で0.4%なので、100万円で4000円、1000万円で4万円付きます。ないよりはいいです。しかし、この程度の金利のために、1000万円を半年ごとに移動させる人がどのくらいいるのでしょう(半年以上持つ意味は全くありませんから)。1000万円という資産を持っている方ほど、よっぽどもっと前向きなことを考えられますよね(笑)。
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