リクソー・ヘッジファンド・セレクション トランストレンド・エンハンスト連動ファンド

 今日は国内であまり数のないヘッジファンドで、さらに追加で今も投資できるファンドをご案内します。三菱UFJ証券で販売しているリクソー・ヘッジファンド・セレクション トランストレンド・エンハンスト連動ファンドというこのファンドは、昨年12月に運用開始されて、今はまだ1万円の前後をうろうろしているだけである。

 このファンドはファンドオブファンズになっていて、3つの世界でも名だたるヘッジファンドが入っています。

・ポールソン

イベントドリブンという企業の破綻、M&A、部門売却、リストラなどのタイミングで、利益をあげていく戦略を取っています。

リクソー_A

そしてこれが2004年からのポールソンの運用成績。世界株、債券と比べて、圧倒的なリターンを誇っています。

リクソー_1

こちらがポールソンの説明。日本ではあまり聞かないかもしれませんが(これが問題なのだが)、海外では知らない人間はいないくらい有名なファンドです。先日の日経ヴェリタスの特集にも出ていましたが、ジョン・ポールソンという著名なファンドマネージャーがトップで、以下アラン・グリーンスパン(前FRB議長)などをアドバイザーに迎えている唯一のファンドです。

リクソー_2


・トランストレンド

マネージド・フューチャーズという、コンピューターによって市場のトレンドを予測し、そのトレンドをフォローするという戦略を取っています。

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これが2003年からの運用成績。ポールソンと同様に、世界株、債券と比べて、圧倒的に優ったパフォーマンスを上げています。

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資産規模も世界のCTA(Commodity Trading Advisory)の中で4番目の大きさです。日本でも人気のManとWintonのファンドが1位、2位です。

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・ブリッジウォーター

これはグローバルマクロ戦略という、世界中のファンダメンタルズを分析して、そこから世界中に投資をしています。この戦略で最も有名なファンドがジョージ・ソロスだと思います。

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これが2004年からのブリッジウォーターの運用成績。2007年サブプライムローンの頃から、あまりいい運用はできていません。戦略の分散という意味でリクソーが選んで入れているというところでしょうか。

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資産残高はダントツ世界一。4兆円近くあります。

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 これらのファンドは個々で投資をしようと思っても、最低1億円でしか受け入れてもらえません。それをこのリクソーがひとまとめにすることで、1000万円から投資できるようになっています。1000万円という金額も、なかなか手が出る金額ではないかもしれませんし、1000万円をこのファンド一本にして、その他の資産に分散投資できないのも、少し問題がありますが、しかし長期投資で、株式を持って一喜一憂する運用をするよりは、毎年ヘッジ(常に売りと買いをして、上下の変動を抑えること)をしながら安定した運用をしているこういったヘッジファンドの方が、安心だと思います。この資料にもある通り、ファンドマネージャーは世界で認められた人間。ミューチュアルファド(投資信託)のサラリーマン・ファンドマネージャーとはワケが違います。おそらく国内の投資信託で、信託報酬や購入手数料を払うくらいなら、ETFでいいや、と考えている投資家が多いでしょう。しかし、こういったヘッジファンドであれば、高い手数料を払っても投資する価値は大いにあると思います

 国内でヘッジファンドに投資をしようと思っても、数が限られます。こういったヘッジファンドに投資をすることができるのがオフショア投資です。オフショア投資が初めての方は、まずこちらから私が作った『オフショア投資入門書(マニュアル)』をダウンロードしてください(無料)。

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